「連れていかれた子どもはどうなるんだろう…」『ゴールデンカムイ』に恐怖の新キャラが登場/ヤングジャンプ15号

マンガ

更新日:2020/3/18

『週刊ヤングジャンプ』15号(集英社)

 2020年3月12日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』15号。『ゴールデンカムイ』第232話では新たなキャラクターが登場し、読者の間で「怖すぎ。『IT』のペニーワイズかよ」「新しいキャラが出てくるとワクワクするよね」と話題になっている。

 月島軍曹に追われていたところ、駆けつけた鯉登少尉により命が救われた谷垣源次郎とインカラマッ(ラは小文字)。逃げ込んだ先の家でインカラマッは、谷垣との間にできた子どもを無事出産した。初めて我が子を抱く谷垣は顔を赤く染め、「俺に娘が…!!」と涙を流す。

 インカラマッの出産から一週間後、谷垣と彼女は南へと向かうことに。2人を追跡し続けた月島だったが、鯉登の説得によってすでに諦めているようだ。鯉登は馬に乗る谷垣とインカラマッに対し、「お前たちにはまんまと逃げられたと(上官に)報告する」と口にしている。

advertisement

 一方で杉元佐一、アシリパ(リは小文字)、白石由竹の3人は、アイヌの集落で聞き込みをおこなっていた。隠された埋蔵金の在処を探るため、ヒントを示す刺青が入った囚人を追う杉元たち。集落に住む人に怪しい男を見なかったかと尋ねると、歌志内の炭鉱で変わった入れ墨をした男の目撃情報があったという。さらにその男は飴を売り歩いていたと村人は明かす。

 同じ頃、歌志内には飴を売る男が。目の辺りだけをくりぬいた“なにか”を顔に貼りつけ、「飴こ買いな 飴こ買いな」と飴の宣伝をしているようす。すると男は近くにいた少年に、飴ではなく石炭を渡した。戸惑う少年を見て「アハッアハッアハッッ!! その顔ッ!! いい顔するねッ」と笑い出す男。飴よりもいいものを見せるという男は、少年を連れて林へと入っていく…。

 不気味な新キャラクターに、ネット上からは「またヤバそうなのが出てきたな」「連れていかれた子どもはどうなるんだろう…」「完全にホラー映画に出てくる奴じゃん」といった声が相次いでいた。

 果たして飴売りの不気味な男は、杉元たちが探す人物なのだろうか――。

img02
『ゴールデンカムイ』20巻(野田サトル/集英社)