62人の凶悪犯が送られた島は、法も秩序も存在しない…。衝撃の話題作『無法島』2巻に「この先どうなっていくのか気になりすぎる!」

マンガ

公開日:2020/4/3

『無法島』2巻(森恒二/白泉社)

 『ホーリーランド』などのヒット作を生み出してきた森恒二の最新作『無法島』の2巻が、2020年3月27日(金)に発売された。衝撃のサバイバル展開に、「この先どうなっていくのか気になりすぎる!」「主人公とヒロインの関係が深まっていく巻。バイオレンスなんだけど壮大なテーマが描かれていて面白い」と熱狂の声が上がっている。

 同作は大ヒットサバイバルコミック『自殺島』の前日譚にあたる物語。舞台となるのは、死刑に相当する62人の凶悪犯たちが送られた“無法島”。何者かに家族を惨殺された主人公の青年・カイトは、無実の罪によって島へと送り込まれてしまう。

 無法島はその名の通り、法も秩序も存在しない過酷な世界。「この島の領海1km以上を出ないこと」というルール以外は全ての行動が許されており、島に到着した面々は他人を殺すことも自由だと伝えられる。凶悪な犯罪者たちがひしめき合う中、カイトは“白刃の魔女”と噂されるヒロイン・美空と出会い、行動を共にしていく。

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 コミックスの1巻が発売された際には、先が読めないストーリーやセンセーショナルな設定が大きな話題に。ネット上では「凶悪犯たちのサバイバルとか、設定だけでワクワクしてくる」「ヒロインの過去が壮絶で、今後もとんでもない展開が繰り広げられていきそう」「メインキャラたちが魅力的で応援したくなる」と期待する声が溢れかえっていた。

 第2巻ではカイトたちのもとに、力で全てを支配しようとする港側のグループが襲い来る展開に。暴力の渦に巻き込まれ、迷うことなく武器を手に取る美空との関係性にもスポットが当たり、読者からは「美空がカイトに心を開いていく様子がたまらない」「主人公の戦い方が独特で、ヒロインとのコンビネーションにも魅了される」といった声が上がっている。

 また3月27日(金)に発売された『ヤングアニマル』では、『無法島』が巻頭カラーで登場。コミックス2巻の刊行を記念して、作者・森恒二と2月11日(火)に開催された格闘技トーナメント「無法島GP」の優勝者・西岡蓮太選手との対談も掲載された。

 暴力によって支配された世界で、この先どんな展開が待っているのか。単行本を手に入れて、物語の行く末を見守ろう。