「しずかちゃんも悪い子だな」しずかちゃんがエイプリルフールについた嘘で大変なことに…/ アニメ「ドラえもん」

アニメ

更新日:2020/4/2

『ドラえもん』1巻(藤子・F・不二雄/小学館)

 2020年3月28日(土)に放送されたアニメ「ドラえもん」。エイプリルフールにちなんだネタに、「しずかちゃんも悪い子だな」「嘘もホドホドがいいね」といった声が上がっている。

 話題になっているのは、1本目の「ハリ千本ノマス」。朝からイライラした様子ののび太に、ドラえもんは困惑していた。スネ夫から電話がかかってきたと伝えたところ、「そんなデタラメにひっかかるものか!」とピシャリ。取りつく島もない様子だった。

 のび太のおかしな態度の原因は、その日がエイプリルフールだったから。毎年騙されているのび太は、“今年こそは”と気合いを入れて誰の話も信じないようにしているようだ。疑心暗鬼なのび太のために、ドラえもんはポケットから「ハリ千本バッジ」を取り出す。その後「これをつけている時誰かに嘘をつかれると、相手はついた嘘をホントにしなくちゃならない」と独り言を漏らして、“うっかり”バッジを落としていく。

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 半信半疑でバッジを身につけたのび太は、試しにママへ嘘をついてもらうようにお願い。ママが「今月はお小遣い1,000円アップしちゃいます」と冗談を口にしたところ、ママは本当にのび太へ1,000円をプレゼントしてくれた。

 その後ジャイアンとスネ夫がついた「ケーキを食べきれないから分けてやる」「ゲームと漫画を全部あげる」という嘘も、バッジの効果できっちり“本当”に。ジャイアンはお小遣いでケーキを買いに走り、スネ夫は大事なコレクションを渡してくれる。

 いつもは大嫌いなエイプリルフールが楽しく過ごせたのび太。しかし家への帰り道で、慌てた様子のしずかちゃんと出会う。迫真の演技で「のび太さんの家に泥棒が入ったの」と言った後、本当にほっかむりをかぶって野比家で泥棒を働き始めるしずかちゃん。大慌てののび太をよそに、ドラえもんは疲れた顔で「うそつきは泥棒の始まり… なんちゃって」とお茶を濁していた。

 番組の視聴者からは、「嘘から出た真ってことか」「泥棒スタイルが古典的すぎるしずかちゃん可愛い」といった声が続出。エイプリルフールといえども、嘘は笑い話で済む程度にした方がいいかもしれない。

■アニメ「ドラえもん」
原作:藤子・F・不二雄
脚本・制作協力:藤子プロ
出演:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一 ほか
公式サイト