『ゴールデンカムイ』に登場した配達人にファン爆笑!「ただのトラブルメーカーになってて草」/ヤングジャンプ18号

マンガ

更新日:2020/4/8

『週刊ヤングジャンプ』18号(集英社)

 2020年4月2日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』18号。『ゴールデンカムイ』第235話「地獄の郵便配達人」では、銃を放つ配達人に「ハードボイルドでかっこいいと思ったのに…」「ただの脳内ガンマンだった」などの反響が相次いでいる。

 前回、蒸気船で海賊房太郎の強盗に巻き込まれてしまった杉元佐一、アシリパ(リは小文字)、白石由竹の3人。運悪く乗り合わせた乗客たちが怯える中、タイミング良く大量の兵士を乗せた蒸気船が杉元たちの乗る船に近づいてきた。

 強盗で乗り込んだとバレたくない房太郎の一味は、笑顔で兵士たちに手を振ってその場をやり過ごそうとする。だが、乗客の1人である郵便配達人が房太郎の手下に発砲。頭を撃ち抜かれた手下は倒れ、人生で初めて発砲した配達人は興奮を隠せないようだ。

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 乗客は手下を倒した配達人に対し、期待の眼差しを向ける。しかし、実は手下を撃ったのは配達人とは全く別の男。高揚する配達人は「俺の鉛玉に接吻しなッ」「地獄から手紙を出すんだなウジ虫どもッ」と乱射するだけで、残りの手下は男の正確な狙撃に倒れていく。

 まるでピエロのような配達人に、読者からは「口だけは達者なおっちゃんめちゃくちゃ好き」「絶対西部劇の見過ぎだよな」「配達人がただのトラブルメーカーになってて草」「初めての発砲でドキドキしちゃう配達人可愛すぎる」「ずっとガンマンに憧れてたんだろうね」といった声が相次いでいる。

 手下が次々にやられていく中、傍観していた房太郎は自身が乗っていた蒸気船に取りつけられた錨(いかり)を振り回し始めた。房太郎が乗る蒸気船の船体には穴が空き、室内にいたアシリパは危険に晒されてしまう。それを見た杉元は房太郎に強烈なボディブローをお見舞いし、「あぶねえだろッ アシリパさんがッ」と叫ぶ…。

 錨を振り回す房太郎と不死身の杉元。果たして最後に立っているのはどちらなのだろうか――。

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『ゴールデンカムイ』21巻(野田サトル/集英社)