早くも主人公が失恋!? アニメ「イエスタデイをうたって」第1話、衝撃展開に視聴者も驚き

アニメ

公開日:2020/4/11

『イエスタデイをうたって』11巻(冬目景/集英社)

 2020年4月4日(土)に第1話が放送されたアニメ「イエスタデイをうたって」。静かな日常を描きつつも初回で主人公がフラれてしまい、視聴者からは「最初から展開が早いな!」「いきなり主人公が失恋してビックリ」と驚きの声が巻き起こった。

 大学を卒業してから定職に就かず、アルバイトとしてコンビニで働く主人公・魚住陸生。彼は群れに入れないカラスを手なづけた少女・野中晴と出会うも、妙に馴れ馴れしい彼女に戸惑いを隠せない。アパートに帰ると友人の福田タカノリが訪れ、「同窓会こいよ。だいたいいつものメンツだし、森ノ目品子(※品子の品の字は木へんに品)もくるし」と告げる。品子は陸生がかつて憧れていた大学の同期生であり、最近東京の高校に赴任したという。

 そんな品子と久しぶりに再会した陸生は、大学時代と変わらず面倒見のいい彼女に頭があがらないようす。とはいえ彼は、「だから好きなのかもしれない」と品子を意識していた。あくる日の夕方陸生はカラスのカンスケと散歩していた晴と遭遇し、勢いに乗せられて公園でひと息つくことに。どこかミステリアスな雰囲気を持つ晴に陸生は押されぎみだが、彼女は5年前に陸生と会っていることを告白してその場を立ち去った。

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 陸生と品子が並んで帰宅している最中、晴が現れたため彼女が品子の元生徒だと知った陸生。どうしても晴と初めて会った日を思い出せなかったが、晴は陸生の落とし物を拾って以来彼に好意を抱いているようだ。一方バイト先の先輩・木ノ下からは、品子への思いを曖昧なままにしようとする陸生に「なんか人生逃げ腰だね」と指摘が。自身の考えを改めた陸生はやがて品子に「お前が好きだ」と打ち明けたものの、「友達じゃいられないかな。ごめん」と告げられてしまう…。

 残念ながら陸生の思いは品子に届かず、視聴者からは「静かなトーンのアニメかと思いきや1話目でフラれる主人公を見てしまうとは」「この先ますます陸生が奥手にならないか心配」「脈ありだと思ったけどな。距離のつめ方が早すぎたんじゃない?」といった声が寄せられていた。

 今後の展開を通して、陸生・品子・晴の思いはそれぞれどのように変化していくのだろうか。

■アニメ「イエスタデイをうたって」
放送時間:毎週土曜 深夜1:30~
原作:冬目景
監督・シリーズ構成・脚本:藤原佳幸
脚本:田中仁
出演:小林親弘、宮本侑芽、花澤香菜、花江夏樹 ほか
公式サイト:https://singyesterday.com/