「こんなに深い話を聞けるなんて思わなかった」『彼女、お借りします』の宮島礼吏がマガジン編集者と本音トーク!?

マンガ

公開日:2020/4/30

『彼女、お借りします』14巻(宮島礼吏/講談社)

 『週刊少年マガジン』で『彼女、お借りします』を連載中の宮島礼吏が、2020年4月19日(日)にYouTubeで生配信を実施。『カノジョも彼女』のヒロユキや編集者とともに様々なトークを繰り広げ、「こんなに深い話を聞けるなんて思わなかった」「聞けてよかった」と話題になっている。

 宮島は自身のYouTubeチャンネルで、定期的に動画を配信中。「ヒロユキ先生と今週のマガジン」と題して、ヒロユキと2人で『マガジン』最新号を語る企画もおこなわれている。4月19日の配信では、ヒロユキの担当編集者・フジカワも参加。宮島が冒頭で「(編集者が)かるーく配信とか参加していいものなんですか? そもそも…」と疑問を投げかけると、フジカワは「その手の規定は正直言うと無いんですよね」「配信とかそもそもやろうってやつがいないですからね」と赤裸々に明かした。

 『マガジン』公式YouTubeチャンネルでは編集者による漫画紹介動画が多数アップされているが、フジカワ自身も『進撃の巨人』をPRするために企画を立ち上げたことが。様々なアイデアで雑誌を盛り上げたいというフジカワの信念には、配信を見ていた人から「今の『マガジン』が楽しいのは編集さんのおかげなんだね」「縁の下の力持ちって言葉がピッタリ」「こういう配信にも積極的に参加してくれて嬉しい」といった声が上がっている。

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 一方宮島は、自分の漫画が無くても『マガジン』は売れるのではないかと弱気な発言。するとフジカワは、読者の数や単行本の売上などを理由に宮島の人気を語った。さらにサイン会や同人即売会などのイベントで直接ファンに会って、考え方が変わった漫画家もいると力説。宮島は半信半疑だったが、ファンからは「読者としても作家さんに会えると感激するよね」「宮島先生のサイン会なんて長蛇の列になりそう」「この話聞いてますますイベントに参加したくなった」と共感の声が相次いでいる。

 漫画家と編集者が本音で語り合い、読者がその思いを受け取る形になった今回の配信。彼らが『マガジン』をどう盛り上げていくのか、今後の活躍からも目が離せない。

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『週刊少年マガジン』21号(講談社)