大ヒット医療マンガ『コウノドリ』がついに完結! ファンからは「愛してやまない作品。一生の宝物です」と感謝の声が続出

マンガ

公開日:2020/5/10

『モーニング』23号(講談社)

 鈴ノ木ユウによる医療マンガ『コウノドリ』が、2020年5月7日(木)発売の『モーニング』23号で完結を迎えた。約7年にわたって描かれてきた人気マンガの連載終了に、ファンからは「お疲れ様でした! 素敵な作品に出会えたことを感謝してます」「最後にサクラ先生の笑顔が見られてよかった」「愛してやまない作品。一生の宝物です」と感謝の言葉が続出している。

 同作は「聖ペルソナ総合医療センター」に勤める産科医で、ジャズピアニストでもある鴻鳥サクラを主人公とした物語。作中では日夜新たな命が生まれる医療現場を舞台に、患者と医療従事者をめぐる人間ドラマがリアリティたっぷりに描き出されてきた。出産に伴って起きる様々なトラブルのほか、「未受診妊婦」や「人工妊娠中絶」などの社会的なテーマを正面から取り上げているのも大きな見どころだ。

 2015年と2017年には、俳優・綾野剛を主演としたテレビドラマ版も放送。ファンからは「どのエピソードも考えさせられるし、子どもたちに伝えたいことが濃縮されていて本当に秀逸」「医療系のドラマは数あれど、個人的には『コウノドリ』が名作中の名作だと思う」「一度として泣かない回はありませんでした」と高く評価されていた。

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 連載の最終回にあたるLAST CASE「出産の明日」では、白血病の治療を進めつつも出産に挑戦する女性・片平についてのエピソードが展開することに。実際に読んだ人からは「病に苦しむ人から不妊に悩む人まで、全ての人たちの心に染みる素晴らしいフィナーレ」「希望ある未来を予感させ、それぞれ活躍するペルソナメンバーが眩しい。素敵な作品をありがとうございました」といった声が上がっている。

 また物語の完結にあたって、作者の鈴ノ木ユウはTwitter上にサクラの笑顔を描いたイラストを投稿。「読者の皆さんとペルソナメンバーに成長させて頂いた濃密な7年3ヶ月でした。ありがとう~!又いつかお会い出来るのを楽しみにしております!」というメッセージを綴っていた。


 雑誌連載は終了したものの、コミックスの31巻は6月、32巻は9月に発売される予定。誰もが心を揺さぶられる“命の物語”を最後まで見届けよう。

『コウノドリ』30巻(鈴ノ木ユウ/講談社)