「炭治郎たちはどうなったの?」『鬼滅の刃』204話、予想外の“ラストカット”に大反響/ジャンプ23号

マンガ

公開日:2020/5/12

『週刊少年ジャンプ』23号(集英社)

 2020年5月11日(月)に発売された『週刊少年ジャンプ』23号。『鬼滅の刃』第204話ではラストで思わぬ場面へと転換し、「唐突すぎて理解できなかった」「炭治郎たちはどうなったの?」と読者を驚かせたようだ。

 鬼舞辻無惨との激闘から3カ月が経過し、“悪い鬼”がいなくなった世界。療養中の炭治郎は、左手の感覚や右目の機能を失っていた。また彼にとって気がかりなのは、鬼化した際に傷つけてしまった仲間たちのこと。「傷が残るだろうなぁ…… みんなにも申し訳ないよ」とこぼすが、妹の禰豆子は「そんなこと気にする人いると思う? もう謝るのはなし 次謝ったらおでこはじくからね」と炭治郎を気遣う。

 禰豆子自身も鬼となった炭治郎に噛まれたものの、愈史郎によれば運がよかったという。禰豆子は1度鬼になりながらも人間に戻ったことで“抗体”を持っており、しのぶの薬と禰豆子の抗体が揃わなければ炭治郎は人間に戻れなかったかもしれないのだ。一方生き残った鬼殺隊の柱・冨岡義勇と不死川実弥は、最後の柱合会議に参加。2人と対面した産屋敷輝利哉は鬼殺隊の解散を宣言し、命を賭けて戦った彼らに頭を下げて感謝を伝えるのだった。

advertisement

 炭治郎の静養が終わる頃、病室には炎柱・煉獄杏寿郎の家族ら見舞い客が相次いで訪問。別れを惜しみつつも、炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助はいよいよ帰路へとついた。墓参りを済ませ、炭治郎の家に戻って団らんのひと時を過ごした4人。それから時は流れ、時代は“現代”へと移り変わる──。

 同作はこれまで大正時代を舞台にしていただけに、高層ビル群が立ち並んだラストカットに読者は驚きを隠せないようす。ネット上では「次回は炭治郎たちに会えないということ?」「鬼滅は先の読めない展開が魅力だけど、今回のラストはこれまでで1番びっくりした」「予想外すぎて思わず『え!』って声が出たわ」「まさかの現代編がスタートするのかな…」といった声が相次いだ。

 人を食う鬼が存在した大正時代から、一転して現代へ舞台を移すことになった『鬼滅の刃』。これからどのような物語が紡がれていくのだろうか。

img02
『鬼滅の刃』20巻(吾峠呼世晴/集英社)