『3月のライオン』スピンオフがついに完結!「一コマ一コマから迫力が伝わってきて熱すぎる!」と反響続出

マンガ

公開日:2020/6/3

『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』10巻(漫画:西川秀明、企画・原案:羽海野チカ/白泉社)

 将棋に人生をかけた棋士たちの戦いを描く『3月のライオン昭和異聞 灼熱の時代』が、ついに完結。最終巻となる10巻が2020年5月29日(金)に発売され、「怒涛の勢いで駆け抜けていきましたね。メッチャ面白かったです!」「ついに終わってしまった! 本当にかっこよかった」「タイトルどおり熱い物語だった……」と反響を呼んでいる。

 本作は羽海野チカが手がける大ヒットマンガ『3月のライオン』のスピンオフ作品。舞台は昭和44年、高度成長期を迎えて何もかもが熱く燃えたぎる時代。日本将棋連盟会長・神宮寺崇徳を主人公として、若き日の彼がライバルたちと繰り広げた勝負が描かれていく。

 作中では『3月のライオン』と同様に、将棋の勝ち負けを超えた棋士の生き様がドラマチックに表現されている。また『職業・殺し屋。』などの作品で知られる作者・西川秀明によって、盤上の攻防が躍動感たっぷりに描き出されているのも大きな魅力だ。

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 物語が始まった当初から少年マンガ的な“熱さ”に満ちた展開の連続で、ネット上では「将棋にかける情熱というか、熱気がすごい。主人公はどう上り詰めていくのか」「本編と同じく、1ページに情報量やセリフがぎっしり詰まっていて濃厚」「将棋の内容も面白いし、昭和の雰囲気が懐かしくて読みふけってしまった」と評価する声が上がっていた。

 今回発売された10巻では、圧倒的な強さから「将棋の化物」と呼ばれる田中七郎と神宮寺による対局が描かれることに。かつて大敗を喫した相手にリベンジを誓う神宮寺と、“名人”として負けられない田中。ふたりの譲れない思いが盤上で激しくぶつかり合う──。

 クライマックスとしてこれ以上ない盛り上がりに、読者からは「一コマ一コマから迫力が伝わってきて熱すぎる!」「最後まで気の抜けない対局だった。まさに新時代の幕開け」「スピンオフでここまで突き抜けて自分の色を出して描ける作者は、なかなかいないだろうな。面白かったです」といった声が上がっている。

 『3月のライオン』ファンはもちろん、熱いバトルを見て心を震わせたい人も、この機会に本作をチェックしてみてはいかがだろう。