「天童と岩泉がきたー!!」天童覚の愛ある“喝”が尊い…そして岩泉の進路判明に読者興奮/ジャンプ26号『ハイキュー!!』

マンガ

更新日:2020/6/4

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『週刊少年ジャンプ』26号(集英社)

 2020年6月1日(月)に、『週刊少年ジャンプ』26号が発売。『ハイキュー!!』第395話では久しぶりに天童覚と岩泉一が登場し、読者から「相変わらず天童が天童で嬉しい」「岩ちゃんの進路にびっくり!」と歓喜の声が止まらない。


 天童覚といえば、牛島若利と同じ白鳥沢学園高校の“ミドルブロッカー”。物語は牛島の惨敗記事を見た天童が、彼に電話をかけてくるところから始まる。

 はじめは先日のワールドリーグについて話が進むも、電話越しの牛島はどこか元気がない。彼の異変を察した天童が「何か凹んでんの?」と尋ねると、牛島はゆっくり昨日の出来事を話し始めた。

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 それは牛島が道端で、ファンから声をかけられた時のこと。一緒にいた男の子に「バレーは好きかな?」と話しかけるも、男の子から返ってきたのは“好きじゃない”だった。その話を聞いた天童は大爆笑。続けて「それはさぁ 若利くんがまだ弱いからだよね!」「『がんばってる』だけじゃ皆興味無い」と言い放ち、「強ければいいんだよ 強さが全てだよ」「みんなスターが見たいんだから」と締めくくった。

 一見容赦ない言葉に聞こえるが、「それならできると思う」と返答する牛島。「俺に不可能な事じゃなくてよかった」と安心する彼に対し、ネット上では「天童の言葉は若利への愛を感じるよ」「若利くんにここまではっきり言ってくれるのは天童だけ」と称賛の声が相次いだ。

 また、アメリカにいる父に会いに行った牛島の回想の中で、牛島のライバルでもあった青葉城西高校のウイングスパイカー・岩泉一との偶然の再会が語られる。19歳の岩泉は大学卒業後、カリフォルニア州・アーバインにいる日本人トレーナーのもとに弟子入りしようと考え、アポを取っていた。そのトーレーナーこそが、偶然にも牛島の父だったのだ。

 岩泉とフォームについて話し何かを得た牛島は、「…俺はやはり運が良い」とつぶやき、岩泉に礼を述べ再会を約束する。岩泉の登場にネット上では「19歳の岩ちゃんも現在の岩ちゃんも相変わらず岩ちゃんでほっとした」「えっ将来トレーナーになるってこと!?」「及川も岩泉も日向もそろって日本を飛び出していったのか…」「及川さんに写真をwww」と驚きと感動の声があがり、Twitterのトレンドにも一時「岩ちゃん」が登場した。

 最後は時間軸が戻り、MSBY ブラックジャッカル対シュヴァイデン アドラーズの試合へ。牛島の強烈な1点が決まったところを見るに、どうやら天童の言葉や仲間との時間は牛島の糧になっているらしい。

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『ハイキュー!!』43巻(古舘春一/集英社)