『サザエさん』花沢さんに“モテ期”到来?「カツオのライバル現る」

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公開日:2020/6/21

『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 新型コロナウイルスの影響で5月17日より、以前放送したエピソードを再放送しているアニメ『サザエさん』。6月14日放送回では、花沢さんに“モテ期”が到来したと話題になっているようだ。

 そのエピソードは、作品No.7792「父さんは落第生」。小学6年生にして、波平の囲碁の家庭教師を務める石田君彦。ある日のレッスン終わり、君彦が方向音痴だからという理由で、波平はカツオに駅まで送らせることに。その道すがら、君彦はカツオに「これ以上教えても無駄だと思う」と波平の囲碁のセンスを見限り、先生を辞めたいと思っていると打ち明ける。しかしながら、波平を怒らせてしまう恐怖から言いだせないため、カツオの口から伝えてほしいと懇願。そのまま押し付けられるように損な役回りを担ったカツオだが、結局波平に言いだせず、数日が経過してしまう。

 そんなある日、カツオに君彦から電話がきて、「やはり今後も先生を続けることにした」と突然の報告が。ナゾの心変わりに、カツオはホッと胸を撫でおろす一方で、どういう風の吹き回しか探ることに。すると、花沢さんから「店の前に立っていたら、(君彦に)駅へ行く道を聞かれたの」「子どものくせに先生みたいに偉そうだったから、でたらめの地図を書いて渡した」との情報を入手。しかし、一方の君彦は「あんな漢(おとこ)らしい女の子はめったにいない」と花沢さんに一目ぼれした様子。どうやら、君彦が先生を続けるに至ったのは、花沢さんに会うためらしい。

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 翌週のレッスン終わり、意気揚々と「駅までの道を教えてほしい」と花沢不動産を訪ねた君彦。すると、花沢さんは“待ってました”といわんばかりに、奥に向かって「磯野くーん!」と待機していたカツオを呼びつける。カツオとの親密な仲を見せつつ、自らの口ではっきりとフラない花沢さんに対し、君彦は「自分の口からはっきり言ってほしかったよ」と怒りを露わに。しかし、“人の振り見て我が振り直せ”とはよく言ったもの。後日、君彦は波平に「中学受験の勉強が忙しくなるから」と建前を言って辞職し、すべてがおさまるところにおさまったのだった。

 小学校6年生にして、“囲碁の先生”を務め、中学受験をするほど“勉強熱心”、そして花沢さんの良さに気が付く“先見の明”の持ち主である君彦。そんな“ハイスペック”な君彦と花沢さんとカツオの“三角関係”を描いたエピソードに、視聴者からは、「カツオのライバル現る」「花沢さん推しとはなかなかいい趣味しておる」「花沢さんは年上に好かれるタイプ」「花沢さんにモテ期到来!?」「石田、 花沢が魅力的なのは恋する乙女だからやぞ」などと ネット上で大盛り上がりをみせた。

 君彦のセンスもさることながら、感心すべきは花沢さんの“一途さ”。もはや、青春の淡い恋愛映画のような香りがするエピソードとなったようだ。