「李牧の悲劇が始まっていく予感がする」ヤングジャンプ31号『キングダム』、嘉らを襲う不幸の連続に読者呆然

マンガ

公開日:2020/7/8

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『週刊ヤングジャンプ』31号(集英社)

 2020年7月2日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』31号。『キングダム』第646話では嘉や李牧たちが窮地に追い込まれる事態となり、ネット上では「ただただ不憫すぎる」「信に助けにきてほしいとすら思ってしまう」と憐れむ声が広がっている。

 前話にて、末子の遷に王位を奪われた太子嘉。だが動揺する間もなく、嘉の首を取ろうとする遷の一派から襲撃されてしまう。というのも、歪んだ王位継承には粛清の嵐がつきもの。嘉側が何かを仕掛けるまえに、遷一党は先手を打とうとしたのだ。

 おかげで嘉の衛兵は全滅。前話で彼が解き放った国士も、嘉を支えてくれた賢臣たちも全員殺されてしまった。多くの犠牲を伴いながらも、なんとか逃げおおせた嘉たち。「どうか気を強くお持ちください」と励ます李牧だったが、嘉は「この国はもう終わった」「何という愚かな王族か… 許してくれ 李牧」と悲痛の声を上げる。

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 さらに物語終盤では、李牧までも意気消沈。こうべを垂れながら「こんな時期にこの国は… 私達は一体何をしているのか…」「…さすがにちょっと疲れましたね」と言葉を漏らす彼に対し、ネット上では「久しぶりに李牧が剣をとったと思ったら、なんだこの展開は…」「同情を禁じ得ない」「あのスカした憎たらしい李牧は何処行ったんだよ!」「李牧の悲劇が始まっていく予感がする」などの反響が相次いだ。

 末子の遷が王位についた挙句、趙人同士で争う事態となった今回の一件。一体この先、趙国はどうなってしまうのだろうか。