「リアル『吼えろペン』じゃないか」後輩漫画家が明かした島本和彦の熱血アドバイスにファン興奮

マンガ

公開日:2020/8/15

アオイホノオ
『アオイホノオ』23巻(島本和彦/小学館)

 『週刊スピリッツ』で『ぽんこつポン子』を連載中の漫画家・矢寺圭太が、先輩漫画家・島本和彦からアドバイスをもらったエピソードを漫画化。ファンの間で「島本先生らしい名言で震えた」「すさまじい説得力だ」と反響が上がっている。

 矢寺は2020年8月2日(日)に、自身のツイッター上で8ページほどの漫画を公開。ある日突然島本から連絡があり、「ぽんこつポン子読んでるよ!! 評判もいいじゃない!!」と褒められる場面から始まる。矢寺が謙遜して「そんなでも無いんですよ…」と答えると、島本は「ダメを言うのがダメなんだ!」と激昂。自分の作品に自信なさげな矢寺にダメ出しを始め、もっと調子に乗れと力説した。

 その後島本は漫画家を漫画の主人公に例え、「負けると分かっていて戦って… ふっつーに負ける主人公が見たいか!?」「勝てない敵に立ち向かう主人公が見たいんじゃないか!」と矢寺を説得。矢寺は「分かるような… 分からないような…」とふんわり受け止めつつ、やるだけやってみようと気合いを入れなおしている。

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 島本のアドバイスには、ファンから「島本先生が言いそうなセリフすぎて笑った」「先生自身が体当たりで生きてる人だもんね」「リアル『吼えろペン』じゃないか」と爆笑の声が続出した。

 ちなにみ島本はこのツイートに対し、「おま… 矢寺… バズってるじゃないか… !! 力込めて描いて良かったな!!」と熱くコメント。島本の熱い生き様だけでなく、後輩思いな一面も垣間見れるエピソードとなった。