どうしたら幸せな結婚生活を取り戻せる? ジャスティン・ビーバーの愛読書として話題を呼んだ「結婚のバイブル」

恋愛・結婚

公開日:2020/9/22

夫の言い分 妻の言い分 理想的な結婚生活を続けるために
『夫の言い分 妻の言い分 理想的な結婚生活を続けるために』(著:ウィラード・ハーリ、訳:多賀谷正子/かんき出版)

 誰もが望んで結婚をするはずなのに、必ずしも夫婦生活が上手くいくとはかぎらない。むしろ円満な関係をいつまでも続けられる家庭の方が少ないだろう。一体なぜ夫婦の間でトラブルが起き、心の距離が離れていってしまうのだろうか? その答えを知りたければ、世界で最もよく読まれた結婚のバイブル『夫の言い分 妻の言い分 理想的な結婚生活を続けるために』を開いてみてほしい。

 同書は全米で評判の臨床心理学者にして、結婚カウンセラーでもあるウィラード・ハーリ氏が手がけた書籍。原著は世界で350万部を売り上げたベストセラーであり、最近ではジャスティン・ビーバーが自身の愛読書としてSNSで紹介したことで話題を呼んでいた。

 円満な夫婦生活のためにはお互いが相手の一番大切な欲求を知り、それを満たし合うことが大切。しかしこれまで何千組もの夫婦を見てきた著者によると、自分の欲求を優先順位の高い順に並べてもらうと、ほとんどの場合は夫の優先順位と妻の優先順位が逆になってしまうという。つまり「自分がしてほしいこと」が「相手もしてほしいこと」とはかぎらず、お互いに見当違いの努力をしているかもしれないのだ。

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 そこで同書では相手と良好な関係を築くために必要な10項目や、それを達成する方法について紹介していく。アドバイスを取り入れれば充実した結婚生活を送れるだけでなく、パートナーがお互いにこのうえない魅力を感じるような関係を築けるだろう。また特別付録として10 項目の基本的な欲求に関する質問リストもついているので、カップルや夫婦で一緒に読んでみるのがおすすめ。

 「まえがき」の中で、著者は多くの夫婦たちの相談を受けてきたことを振り返っている。離婚の危機にある夫婦に対して「どうしたら幸せな結婚生活を取り戻せると思いますか?」と尋ねると、ほとんどの人が「そんなことは考えられない」と回答。それでもしつこく尋ねると、「もう一度、愛し合うことができれば、取り戻せると思います」という答えが返ってきたという。

 色あせてしまった結婚生活を救いたいなら、恋愛感情を取り戻すしかない。ぜひ同書を手に取って、結婚相手の欲求をいかに満たせばいいのか学んでみてほしい。

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