2020年10月17日（土）発売の『週刊少年ジャンプ』46号では、『チェンソーマン』第89話が掲載。ネット上で「3巻発売記念PVは伏線だった…？」「仕込み方がエグいな」と話題になっていた。

　これまでの物語で、圧倒的な強さを見せてきた悪魔・チェンソーマン。しかし同話ではそんなチェンソーマンがマキマに追い詰められていく。

　チェンソーマンを含めた“悪魔”は、他の悪魔や人間から怖がられるほど強さが増す存在。しかし人間の敵である悪魔を人々の前で数多く倒してきたチェンソーマンは、いつの間にか世の中で“ヒーロー”扱いされるようになっていた。

　作中ではチェンソーマンをヒーロー扱いする人々から、「チェンソーマン！ チェンソーマン！ チェンソーマン！ チェンソーマン！」と“チェンソーマンコール”が。実はこの“コール”は、同作第3巻発売記念に公開された「『チェンソーマン』スペシャルPVノーカット版」の冒頭にそっくり。これには読者も、「PVのコールとリンクしてて鳥肌立った」「まさかPVが本編の伏線だなんて誰が思うよ…」と驚いたようだ。

　同話のラストでは人間から恐れられないことで弱体化したチェンソーマンが、マキマの力によって大ダメージを追う。地に伏したチェンソーマンを、「あーあ……」と冷めた目で見下すマキマ。チェンソーマンは一体どうなってしまうのか、次週も見逃せない。