TVアニメ化も決定! スターを目指す少女たちを描くスポ根マンガ『かげきしょうじょ!!』10巻に「青春が眩しい!」と大反響

マンガ

公開日:2020/11/10

かげきしょうじょ!!
『かげきしょうじょ!!』10巻(斉木久美子/白泉社)

 斉木久美子の手がける人気マンガ『かげきしょうじょ!!』の10巻が、2020年11月5日(木)に発売された。さらに密度を増していく歌劇少女の青春に、ネット上では「今回も少女たちの夢と希望と不安と葛藤に泣いた…。青春が眩しい!」「なんでもないようなシーンでじわじわ涙が出てくる。表現を頑張る少女、尊い…」「短編も含めてめちゃくちゃよかった…早く続きを読ませてください!」と絶賛の声が相次いでいる。

 同作は美しく華やかな「紅華歌劇団」に入るため、音楽学校で奮闘する“スターの卵”たちを描いた青春スポ根ストーリー。物語はオスカル様に憧れる天真爛漫な長身少女・渡辺さらさと、元・国民的アイドルの奈良田愛の2人を中心として紡がれていく。

 10巻では進級して本科生となったさらさたちが、オリジナルの演劇「オルフェウスとエウリュディケ」を演じることに。今まで娘役を希望していた愛は、男役を目指すことをさらさに告白。一方でさらさは後輩との仲が上手くいかず、「一人称が“さらさ”なのは幼さを感じる」と指摘されてしまう……。

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 さらに番外編として、愛の指導担当である伊賀エレナをめぐるエピソードも収録。本編に負けず劣らず濃密な短編に、SNSなどでは「番外編、めっちゃよかった…! 朝から号泣してる」「本編をギャグ調で終わらせて、番外編の伊賀エレナ編で泣かせにくるのずるい…」「『かげきしょうじょ!!』10巻読んだ…。伊賀エレナ、あなたも主人公だよ」と大きな反響が上がっている。

 10月28日(水)には、同作が2021年にTVアニメ化されることが発表された。『暁のヨナ』の米田和弘が監督を務め、劇伴は宝塚歌劇団の音楽などを手がけてきた作曲家・斉藤恒芳が担当。豪華スタッフの集結に、ファンの間では「ついにアニメ化…! 1巻からずっと熱中しながら読んでたので非常に楽しみ」「かげきしょうじょのアニメ化、うれしすぎる! 全人類に見てほしい!」「かなりじっくり心理描写する作品なので、アニメでどう描くのかワクワクしてます」と期待の声が高まっているようだ。

 またアニメ化発表と同日に発売された『メロディ』12月号では、『かげきしょうじょ!!』が表紙と巻頭カラーで登場。付録として、さらさたちのイラストを用いたポストカードブックもついてくる。

 コミックスが2ケタの大台に到達し、アニメ化も話題を呼んでいる注目作。この機会に物語に触れ、“青春の輝き”を追いかけてみてはいかがだろう。

■TVアニメ「かげきしょうじょ!!」
原作:「かげきしょうじょ!!」 斉木久美子(白泉社『メロディ』連載)
監督:米田和弘
シリーズ構成:森下直
キャラクターデザイン:岸田隆宏
音楽:斉藤恒芳
制作:PINE JAM
公式サイト:https://kageki-anime.com/