『サザエさん』波平が“磯野家検定”を受験!「うちの旦那にもやってみたい」と反響続々

アニメ

公開日:2021/2/14

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 2月7日に放送された『サザエさん』では、波平が“磯野家検定”なるものを受験し、視聴者の間ではあたたかい家族仲が話題になった。

 そのエピソードは、「父さんの受験勉強」。世は受験シーズン真っ只中。ワカメから「クラスのお友達のお父さんが一生懸命勉強して、漢字の検定に合格したらしい」と大人になっても勉強している人がいると言われるが、波平は「いまさらな~」と苦い表情を浮かべる。

 そんななか、最近モノ忘れが激しくなってきたことを自覚してきた波平。カツオに「家のことに対して関心が薄れている」と指摘され、“磯野家検定”なるものを半ば強制的に受験させられることに。

advertisement

 後日、問題作りに励むカツオたち。「合格点80点以上、それ以下だったら一週間禁酒」というルールも設けられ、どうにか対策を練りたい波平は、家族一人ひとりをしっかり観察し、ノートに書き連ねて情報を集める。

 試験当日、波平が満を持して問題用紙をめくると、そこには「サザエが今まで一番多くやったミスは?」という問題に、「A.炊飯器のスイッチの入れ忘れ」「B.砂糖と塩を間違える」「C.買ったものを忘れてくる」と選択肢があり、意外な難しさに第一問目から頭を悩ます。

 制限時間60分を目いっぱい使い切り、試験を終えると、ワカメがその場で採点を始めた。そして気になる結果は、“85点”で見事合格! 家族みなから拍手喝采を受けると、波平は「こうして改めて家族のことを観察してみると、普段気づけていなかったことがたくさんあるもんだな」と感慨深くコメント。家族を見つめ直す機会をくれたカツオに感謝するのだった。

 家族の仲の良さが伝わってくるほっこりエピソードに、視聴者からは「ほんま幸せな家庭やなwww」「イベントが尽きない面白良い家族だなあ」「サザエのミスに、まさか統計資料が存在するとは」「うちの旦那にも、波平に対してやってる家族検定やってみたい」「磯野家検定合格で良かったよ、波平さん。私、夫検定あったら3点ぐらいしかとれそうにないわ…w」などと反響を呼んでいる。

 外出する機会も減り、家族と過ごす時間も長くなったこのご時世。家族検定が互いを見つめ直すいいきっかけになるかも!?