『サザエさん』子育て“あるある”に共感の声「サザエさんのアンガーマネージメント凄すぎ…」

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公開日:2021/4/25

サザエさん
『サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 4月18日に放送された『サザエさん』では、子育ての大変さを描いたエピソードが話題に。視聴者からは共感する声が多くあがっている。

 そのエピソードは、作品No.8231「タラちゃんタダです」。ある日、サザエが1人ででかけようとバスに乗ると、それを追いかけてタラちゃんが乗り込んできてしまい、終日連れ歩くことになる。この話を聞いたカツオは、「タラちゃんは運賃がタダだからついて行けばいいよ」と無責任に言うと、サザエは「交通費の話じゃない」と“1人でゆっくりしたい日もある”とやんわり主張。しかし子どもたちにこのニュアンスは伝わらず、“タダ”に自信を持ったタラちゃんは「ついていくです!」と宣言をする。

 後日、サザエがでかけようとすると、またもやタラちゃんに捕まる。しかたなく2人で美術館で絵画を鑑賞するが、「なんの絵ですか」「変な絵ですね」と大きな声で素直な感想を述べるタラちゃん。仕事帰りのマスオと合流し、高級レストランで食事をすることになるが、「僕はお子さまランチがいいです」と主張。マスオが優しい口調で、「このお店はあまり子どもが来ないから、お子さまランチはないんだよ」と伝えたところ、子ども扱いにムッときたタラちゃんは「僕はいらないです」「ママとは絶交です」と拗ね、結局親子共々チキンライスで我慢をするのだった。

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 小さな子どもらしいかわいらしいエピソードながらも、1人の時間や夫婦の時間を大事にしたいと考えるサザエに対し、視聴者からは「タラちゃんのイヤイヤ期的な物に怒らないサザエさんのアンガーマネージメント凄すぎて尊敬の眼差し…」「子供あるあるすぎる」「ロクに食べられなかったの、親目線だと気の毒だわ」「1人でバス停まで飛び出してくるとか怖い… バス代タダとかそう言う話ではない」「タラちゃんの気持ちは勿論痛いほど分かるけど、親の身となるとサザエさん可哀想で…」などと、共感する声が続出。子育て世代にとっての“あるある”ネタに、反響を呼んでいる。

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