【最新話レポ】『SPY×FAMILY』「抱きしめたくなるくらいよくがんばった!」フォージャー家の番犬・ボンドの奮闘に読者も大興奮/ジャンプ+

マンガ

公開日:2022/1/23

SPY×FAMILY
『SPY×FAMILY』8巻(遠藤達哉/集英社)

※この記事は最新話の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 2021年1月10日(月)に配信された『少年ジャンプ+』の『SPY×FAMILY』第58話後編。フォージャー家の番犬・ボンドが放火犯を捕まえる奮闘ぶりを見せ、「抱きしめたくなるくらいよくがんばった!」と読者のハートをキャッチしたようだ。


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 ボンドは未来予知能力を持つ大型犬だが、現在はフォージャー家でペットとして暮らしている。前編では主人公・ロイド・フォージャーに番犬としての訓練中を施されている途中、気分転換に…と散歩に連れられていた。しかし、ボンドは街中を歩けば周囲の人のいろいろな未来が見えてしまう。アイスを落としそうな少年に近づいて驚かせてしまい、ひかれそうなおばあさんの服を噛んで怒られ、その行動を周囲から理解されずに空回ってしまっていた。これではいけないと予知を頭から追い出し散歩していたボンドだったが、次に飛び込んできたのは燃え盛る家と誰かの名前を叫ぶ女性の姿。矢も楯もたまらずロイドを引きずるように現場へ行き、燃え盛るアパートの中へ飛びこんだ。その後をロイドが追うが、無事取り残された子犬を発見した一人と一匹は退路を火に断たれてしまい…。

 後編では、子犬を無事発見し、ロイドとボンドは窓ガラスを破って脱出に成功。一件落着と思われたものの、ボンドの背中の毛からチリチリと音が…。居合わせた老人の協力を得てバケツの水を浴びせると驚くほど毛がぺたんこになり、老人に「ほっそ!!」と大笑いされてしまう。

 ロイドも笑いをこらえるのに必死のようだが、何かに気づいたボンドが突然ダッシュ。実はさらなる事件の真相に迫っており……。危ない場面があったものの、最後には「よくがんばったな」「無茶はするな ウチにもおまえが死んだら悲しむやつがいる」とロイドに声をかけられ、ボンドは嬉しそうに彼の足にすり寄るのだった。

 ボンドの活躍ぶりに、読者は「ほっそりボンドめちゃくちゃ笑ったけどほんと勇敢だね」「いっぱいロイドに甘えてほしい」と大盛り上がり。フォージャー家の一員として、今後もロイドたちを支えてくれるに違いない。