※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

　2022年4月25日（月）の『週刊少年ジャンプ』21・22合併特大号にて、『呪術廻戦』第182話が掲載された。作中に様々な漫画ネタが登場し、「いきなり『シグルイ』の台詞が出てきてびっくりした」「『呪術廻戦』でまさか星野先生の名を拝めるとは…」と大きな話題になった。

　ついに秤金次VSシャルル・ベルナールの戦いの火蓋が切られた今回のエピソード。シャルルは漫画家を夢見る死滅回游の参加者であり、「G戦杖（ジーせんじょう）」と呼ばれるGペンのような呪具を用いて戦いを繰り広げていくのだが――。そんな背景もあってなのか、シャルルの台詞には他作品の小ネタが数多く散りばめられていた。

　たとえばシャルルが戦いの最中に読み上げたのは、漫画『D.Gray－man』第1巻の巻末に掲載されている作者・星野桂氏の著者コメント。他にも「大空翼も蹴りで神田の頭を砕いた!!!」と『キャプテン翼』の主人公の名前を出したり、「『心という器はひとたび』…… とでも言いたいのかね!!」「甘い!! 私の器は既に粉々だ!!」と『シグルイ』の台詞をオマージュするなど……。この流れから恐らく「G戦杖」も、マンガ家漫画の傑作『G戦場ヘヴンズドア』から来ているのだろうとSNS上では推測されていた。

　漫画ネタ満載の同エピソードはたちまち話題となり、SNS上にも「漫画ネタの宝庫すぎるwww」「芥見下々先生、相当漫画好きだな（笑）」といったコメントが相次いだ。

　ちなみに今回ご紹介したもの以外にも小ネタはまだまだ隠されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。