妻とふたりの子ども、認知症の母親とともに暮らすサラリーマンの鞠山雅彦。その平凡な日々は、突如巻き込まれたデスゲームによって崩れていく。ゲームに負ければ、家族の…
マンガ
2019/9/9
『トンプソン』(ハラヤス/KADOKAWA) 新感覚ホラー・アクションが開幕! 表向きはただの家電販売店、しかし実際は都市伝説が実体化した怪異(フォークロア)を捕獲する秘…
マンガ
2019/9/9
『黒鷺死体宅配便』(山崎峰水:作画、大塚英志:原作/KADOKAWA) ホラーマンガは数多くあれど、ミステリーや人間ドラマも織り交ぜた重厚な作風で知られる『黒鷺死体宅配…
マンガ
2019/9/9
『外れたみんなの頭のネジ』(洋介犬/泰文堂) 世の中には、決して触れてはいけない怖いものや場所が存在する。心霊スポットや動画、呪いの人形などがまさにそうだ。唯一の…
マンガ
2019/9/9
『火葬場のない町に鐘が鳴る時』(和夏弘雨:漫画、碧海景:原案/講談社) 「あそこの川には“シバテン”がおる。悪い子のところに会いに来るよ」 シバテン(芝天狗)とは私…
マンガ
2019/9/8
――彼と出逢ってしまったのが、 悲劇のはじまり。 『アンダー・ユア・ベッド』『呪怨』『甘い鞭』の大石圭、最新作。 著者渾身の「イヤミス」ならぬ「イヤラブ」小説。 『…
文芸・カルチャー
2019/9/8
『ジンメン』(カトウタカヒロ/小学館) 動物園の起源は江戸時代初期、美しい毛並みや羽を持つ鳥などの動物を公開し始めたことにある。以来、“人間を楽しませる場”として…
マンガ
2019/9/8
『片恋スクリーム』(四位晴果/小学館) 好きな人のためにどこまで自分をささげることができるか。誰でも好きな相手の趣味嗜好を理解しようと努力したり、無理やり受け入…
マンガ
2019/9/1
『マガマガヤマ』(小池ノクト/幻冬舎コミックス) 山は神秘的な場所だ。その神聖さ故に、ときに“霊界への入り口”と呼ばれることもある。『マガマガヤマ』(小池ノクト/幻…
マンガ
2019/8/31
『不死身のパイセン』(田口翔太郎/小学館) いま、どうしても続きが気になって仕方がないホラーマンガがある。 田口翔太郎さんというマンガ家が描いた『不死身のパイセン』…
マンガ
2019/8/26
『渋谷金魚』(蒼伊宏海/スクウェア・エニックス) 水槽の中をゆらゆらと泳ぐ姿は、見る者を魅了するほど優雅だ。一説によれば、江戸時代には養殖が武士たちの副業ビジネ…
マンガ
2019/8/25
『インソムニア』(外薗昌也/KADOKAWA) 夏の風物詩といえば、祭りや海、そしてホラーだろう。ホラー作品は見る者を内側から涼しくしてくれるものだ。特に現実味を帯びたリ…
マンガ
2019/8/25
『悪い夢のそのさき…』(うぐいす祥子/集英社) 悪い夢だったらいいのに――。 自分にとって不都合な出来事が起きたとき、そんな風に願うことは少なくない。夢から醒めた瞬…
マンガ
2019/8/25
『異界探訪記 恐い旅』(松原タニシ/二見書房) 私事で恐縮だが、怪談やホラー関連の仕事はどうしてだか時期が集中する。夏場になるとそういった仕事が増えるという傾向は…
エンタメ
2019/8/20
『終末の貞子さん』(夏見こま:著、鈴木光司:監修/KADOKAWA) 文明が滅んだ終末世界。生き残っている人間がほとんどいない世界で、人を呪い殺すために貞子が人探しの旅…
マンガ
2019/8/18
『肉祓村』(碧海景:原作、アビディ井上:漫画/マッグガーデン) 世界には身が震えるほどおぞましい文化がある。「食人文化」「奉人」「生贄」などがそれだ。パラパラと…
マンガ
2019/8/17
『家族対抗殺戮合戦』(菅原敬太/新潮社) 血は水よりも濃い――。どんなに親しい他人であっても、血の繋がった者同士の方が深く強い絆があるという意味のことわざである。…
マンガ
2019/8/17
『フロイトシュテインの双子』(うぐいす祥子/集英社) 「ちょっかいや悪ふざけをするのは、その人への愛情の裏返し」なんて言葉をよく聞く。ただもしも、自分がこの物語…
マンガ
2019/8/16
『はっぴぃヱンド。』(有田イマリ/スクウェア・エニックス) 「死」の瞬間は一度で充分だ。リセットされ、何度も繰り返される世界なんかまっぴらごめんだ。しかし、そん…
マンガ
2019/8/16
『日本現代怪異事典 副読本』(朝里樹/笠間書院) 夏といえば、怪談のシーズンである。人はどうして、怖いものを求めるのか。そこに魅力を感じるのか。想像力を膨らませば…
文芸・カルチャー
2019/7/21
『一家心中があった春日部の4DKに家族全員で暮らす』(建部博/鉄人社) いつの時代も、人びとの興味をそそる事故物件。いわゆる“いわくつき”の住宅であるが、一般的にイメ…
エンタメ
2019/7/21
2015年、『流』(講談社)で第153回直木三十五賞を受賞した作家・東山彰良さん。2017年には『僕が殺した人と僕を殺した人』(文藝春秋)では、第34回織田作之助賞、第69回…
文芸・カルチャー
2019/6/22
『かげろう日記』(吉村達也/双葉社) 日記というものは、しばしば、激しい感情を吐露する場になりうる。「誰の目にも触れない」という前提があるからこそ、なおのこと、…
文芸・カルチャー
2019/6/18
『短編画廊』本文より抜粋――“Cape Cod Morning” 風景の中に潜む空虚感。寂寥感…。あなたは米国を代表する名画家・エドワード・ホッパーの作品をご存知だろうか。作家ロー…
文芸・カルチャー
2019/6/17
『白昼夢の森の少女』(恒川光太郎/KADOKAWA) 衝撃、感動、恐怖、希望、絶望…。この世にあるすべての感情を、巧みな表現力で小説作品に閉じ込めてきた恒川光太郎は、異彩…
文芸・カルチャー
2019/5/12
『スイート・マイホーム』(神津凛子/講談社) 家族の幸せを願って購入する“夢のマイホーム”には希望が詰まっている。しかし、もし“まほうの家”という魅惑的なキャッチコ…
文芸・カルチャー
2019/4/14
『あなたもスマホに殺される』(志駕晃/KADOKAWA) スマホはもはや、私たちの生活にとって欠かすことのできない相棒。スマホはTwitterやインスタグラムなどを介して、不特…
文芸・カルチャー
2019/3/12
『ひとんち 澤村伊智短編集』(澤村伊智/光文社) 『ぼぎわんが、来る』の実写映画化(中島哲也監督『来る』)と、同作の著者・澤村伊智氏のブレイクは、昨年のエンタメ小…
文芸・カルチャー
2019/3/8
『リハーサル』(五十嵐貴久/幻冬舎) 文章だけで、こんなにも恐怖と嫌悪感を表現できるんだ――。今から数年前に、五十嵐貴久氏の『リカ』(幻冬舎)を初めて読んだ時、そ…
文芸・カルチャー
2019/3/8
※「ライトに文芸はじめませんか? 2019年 レビューキャンペーン」対象作品 『昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ』(太田紫織/KADOKAWA) 骨を愛するお嬢さまと、平…
文芸・カルチャー
2019/2/5