世界を変えるのは、ひとつのアイデアから。TEDxKeioU実行委員会の挑戦とそのカルチャー

TED（Technology Entertainment Design）は世界各国の様々な分野の著名人による講演会を開催している非営利団体です。無料でアーカイブ動画を配信している”TED Talk”については、誰しも聞き馴染みのある単語かもしれません！ そんなTEDの精神"Ideas Change Everything"を受け継ぎ、慶應義塾大学の学生が自主運営するのが”TEDxKeioU”。2023年の設立以来、ワクワクするアイデアを形にする場として、独自のイベントを企画・開催してきました。 「やりたいことは何でもできる！」——この団体特有のこの精神のもと、社会で活躍されている方々をSpeakerとしてお呼びしたり、協賛企業（Partner）を集めたり、自分たちで公式webサイト（https://tedxkeiou.com/）を1から創ったりと、有志のメンバーがこの団体を日々躍進させています！ 本記事では、TEDxKeioUの成り立ちやカルチャー、昨年開催されたTEDxKeioU Salon 2024「逃走線」の魅力をお届けします。 あなたも、アイデアの可能性を探しに来ませんか？

〇 Hello！TEDxKeioU実行委員会です！

こんにちは！TEDxKeioU実行委員会です。　

私たちTEDxKeioU実行委員会（以下TEDxKeioU）は、米国に本部を置くTEDから正式にライセンスを取得し、TEDの”Ideas Change Everything”と慶應義塾の理念を組み合わせたTEDxイベントを開催しています。

団体設立から2年で、参加者100人規模のイベントを4回開催しており、昨年6月のメインイベント”Spark”では、コクヨ品川オフィスにて参加者から高い満足度を得ることができ、成功を収めることができました。

そんなTEDxKeioUは、2025年6月8日(日)に、TEDxKeioU 2025 "Boom!!"を開催することが決定いたしました！

私たちなりに皆さんの脳が、思考が、クリエイティブにかき乱される最高に楽しいイベントを企画中です！✨

(詳しくは最後の「次回イベントについて」をご覧ください。)

巨大スクリーンに映し出されたメインビジュアルの前に立ち並ぶSpeaker。

2024年6月9日にコクヨ東京品川オフィスにて100人規模のメインイベント”Spark”を開催した際の会場の様子

〇 TEDxKeioUとは？

TEDxKeioUとは、現役慶應義塾大学塾生が、アメリカに本部を置くTEDから公式にライセンスを受け運営している団体です。
TEDが掲げる、"Ideas Change Everything" の精神のもと、TEDx(テデックス)というコミュニティが、世界150ヶ国以上で発足しています。

TEDxの『x』は、イベント運営の独立性を意味し、TEDの正式なライセンスを取得しながらも、人選や運営などは独立して行います。　
世界各地で開かれたTEDxはこれまで1万回以上に上り、TEDxWoman、TEDxUniversityなど各テーマに応じたイベントも開催されています。

そんなTEDxイベントの中で慶應生を中心に運営されているのが、そう！

「TEDxKeioU(テデックスケイオウユー)」。

私たちは、TEDの"Ideas Change Everything" と、慶應義塾の「半学半教」「自我作古」「社中協力」の理念をかけ合わせ、唯一無二のTEDxイベントを企画・運営しています。

"Spark"時の参加者・Speakerとの一枚。

〇 ワクワクを形にする場  ーTEDxKeioUがお届けするイベントの姿

私たちTEDxKeioUは、年に2回ほど開催するイベントを通じて、アイデアを広げ、考え、ワクワクする未来を共に創っていくきっかけをお届けしています。

昨年の6月、品川駅にほど近いコクヨ品川オフィスTHE CAMPUSを舞台にお届けしたメインイベント"Spark”では、私たちの内に秘められた可能性を照らし出す火花ーSparkをモチーフに、のべ7名のSpeakerによるトークセッションに加え、WorkshopやAfterPartyといったインプットとアウトプットの両方を喚起する刺激溢れるイベントを参加者の皆さんにお楽しみいただきました。

 また、私たちが直近に開催したイベントが、昨年12月8日に慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにて開催したTEDxKeioU Salon 2024「逃走線」です。 
 ここで言う「逃走」とは、時に既存の枠を超えた好奇心の追求を意味し、好奇心の追求によって伸びゆく軌跡ー「逃走線」をイベントを通貫するテーマとしました。
現代社会では選択肢が多すぎて「正しい生き方」が見えにくく、やりたいことを突き通す勇気を持てない人も少なくありません。
そこで、枠を越えて「逃走」し、好奇心に従い自分だけの逃走線を描く生き方を後押しするイベントを開催することに踏み切りました！

木口佳南様、信岡良亮様、永原陵司様の3名のSpeakerに登壇していただき、世の中の「あたりまえ」にもたれかからず、自らの好奇心に従って「逃走線」をひた走ることの価値について言葉を紡いでいただきました。
また、実際に自らが好奇心に身を任せて既存の枠を超えてひた走った逃走経験を振り返るWorkshopも大いなる活況を呈しました。

こうした豊かなアイデアをお持ちのSpeakerによるトークというインプットの場と自ら考え手を動かしコミュニケーションをとってアイデアに迫るアウトプットの場を両方を通じた、普段は内に秘めているような好奇心やワクワク感を解き放つきっかけの提供こそが私たちのイベントの最大の特徴、そして魅力なのです！

「逃走線」イベントからはTech Divisionのメンバーによってメインビジュアルが作成されています！

「逃走線」イベント後の集合写真。約50人のメンバーで創り上げました。

〇 そもそもいつから団体はあるの？

全国にも大学や地域を中心としてTEDxイベントは開催されていますが、TEDxKeioUは2023年の1月に成立した比較的新しい団体です。

完全なるボランティア団体ですが、メンバーの「ワクワクする」という気持ちから、TEDのライセンスに反しない限り「やりたいことは何でも出来る」のがこの団体の魅力です！もうちょっと深掘りしてみますね。

TEDxKeioUが設立されて初めてのメインイベント”Inter-Change"(2023.6.18. 慶應義塾大学日吉キャンパス 藤原洋記念ホールにて)

〇 TEDxKeioUに脈々と受け継がれるカルチャー

TEDxKeioUの特徴は、「遊び心・泥臭さ・リスペクト」。

 普段の生活に色をつけていくことが得意な人が多く、日常を少し変えようと、色づけていく遊び心がTEDxKeioUにはあります。

趣味だったり、この団体の他に打ち込んでいる活動であったり、自分の興味の方向へと好奇心の赴くままにひた走っているメンバーの間だからこそ出てくるたくさんのアイデアがイベントのエンジンとなっています！
　また、私たちは一人一人が泥臭くチャレンジしていくことを重要視しています。メンバーは非常に多様で、複数の学年、キャンパスにまたがる上下関係のないフラットなコミュニティとなっています！属性や境遇を超えて互いをリスペクトする精神をとっても大切にしているんです。

こうした遊び心、泥臭さ、そしてリスペクトという組織文化を形作る大切な要素というのは、単にイベントの成功のためにあるのではなく、メンバー一人一人の自己実現を助けるという大きな大きな意味も持っています。

TEDxKeioUという団体は自身の可能性を広げるのに最高のプラットフォームでもあるんです。互いにリスペクトし合う土壌があるからこそ、それぞれの「ワクワク」「好き」を、遊び心と泥臭さをもって追求することが可能となり、それがそのまま自己実現と団体の飛躍の両方を支えています。

「大学でワクワクする事をやってみたい」「自分が夢中になることを見つけたい」「自分の可能性を広げたい」
こんな想いを持ってこの団体に入り、日々互いのワクワク感を共有していきながら、大いなる野望を現実のものとしていく、そんなフットワークの軽さとハングリーさとそして何より人の良さ！

これらが私たちの刺激、モチベーションとなっています。自分のワクワクを叶える、そうした一人一人の最高の自己実現の先に、素晴らしい組織と素晴らしいイベントがあるのだという共通認識、これが組織のカルチャーとして根付いている。TEDxKeioUとはそんな場所なのです。

2023年12月3日に行われたsalonイベント”Runway”時のメンバー

Partner Divisionメンバー。TEDxKeioUの行うイベントは全てメンバーにより協賛企業を探し出し、0から資金を集めています。

◯ 会社でも、サークルでもなく、「TEDxKeioUはTEDxKeioU」

「柔軟な心持ちと足取りでワクワクするアイデアを現実のものとしていく」、そうした団体の魅力によるメンバーのモチベーションは、金銭的なインセンティブのない活動へのコミットの原動力そのものです。　
お金の関係を介さずして、純粋にワクワク感やクリエイティブなアイデアを媒介として組織が形作られている分、徹底的にアイデアドリブンで日々の活動を進めています。

単に上から下へ下から上へ、タスクを流していくような淡白な活動ならアルバイトやインターンで十分です。TEDxKeioUは、一人一人がやりたいと思ったことに既存の枠を当てはめず実現できる、つまり「やりたいことは何でもできる」団体であり、それが醍醐味です！

団体の設立においても、初期メンバーたちの「わくわくすることを実現させたい」という想いが原動力であり、その系譜を受け継ぐがごとく、2024年夏からは“Break the Norm,Spark the Possibilities”というパーパスを掲げています。ありきたりなことに囚われない、常に私たちにしか出来ないものを追求できる環境がこの団体の最大の面白いところです。

2024年12月8日に行われたsalonイベント「逃走線」での一枚。Operations Divisionのメンバーにより装飾された会場。メンバー同士とても仲良く活動しています！

「逃走線」時の会場内の様子。こちらでTEDx Talkが行われました。
光の演出がとても素敵でした。

〇 次回イベントについて

2025年6月8日(日)に、TEDxKeioU 2025 "Boom!!"を開催することが決定しました！

私たちなりにアイデアドリブンな組織文化と”Break the Norm,Spark the Possibilities”というパーパスを愚直にかみ砕いた末の、皆さんの脳が、思考が、クリエイティブにかき乱される最高に楽しいイベントを企画中です。

チケット情報などの詳細は、TEDxKeioUのHPやinstagramからチェックしてみてください！

皆様のご来場、心からお待ちしてます！✨

メインビジュアルはTech Division デザイナーの本部有叶が考案しました。
愛称”Boom!!"くんは可愛くメンバーからも好評です✨

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TEDxKeioU実行委員会
【公式HP】https://tedxkeiou.com
【Instagram】https://www.instagram.com/tedxkeiou/
【Facebook】https://www.facebook.com/profile.php?id=100090240277415
【X】x.com/TEDxKeioU2023

〇 About TED 

TEDは、より良い社会の実現に向けて、対話を促進し、理解を深め、意義ある変化を生み出すアイデアを発見・発信することに取り組んでいる非営利・非党派の団体です。特定の議題には依存せず、好奇心、理性、知識の探求を軸に活動しています。分野や文化を問わず、世界中の人々がアイデアを通じて学び合い、つながりを深める機会を創出することを目指しており、それぞれが得た知見や視点を、自らのコミュニティや組織において活用するよう働きかけています。
TEDは1984年、テクノロジー、エンターテインメント、デザインの3分野が交差する場としてスタートしました。その後、科学、ビジネス、教育、アート、グローバルな課題など、さまざまな分野に展開し、現在では世界規模の知的ネットワークへと成長しています。
年次カンファレンスで発表されたトークはTED.comを通じて公開されており、オリジナルのポッドキャスト、短編映像シリーズ、教育向けアニメーション（TED-Ed）など、多様なフォーマットでアイデアを発信しています。これらのコンテンツは100以上の言語に翻訳され、世界中のメディアパートナーを通じて広く視聴されています。
また、世界各地では毎年数千のTEDxイベントが独立して開催されており、地域コミュニティの枠を超えたつながりやアイデアの共有を推進しています。
さらに、「The Audacious Project」では、社会的インパクトの大きい取り組みに対し、これまでに累計30億ドル以上の資金支援を促進してきました。2020年には気候変動に向き合うための国際的な取り組み「カウントダウン（Countdown）」を開始。2023年には、民主主義の未来に関する新しい対話の場「TED Democracy」を立ち上げ、より公平で活力ある社会の実現に向けた活動を続けています。TEDの取り組みやプログラムの詳細については公式サイトからご覧いただけます。また、Facebook、Instagram、LinkedIn、TikTok、Xでも最新の情報を発信しています。ぜひフォローして最新の動きをチェックしてください。

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