愛知の老舗工具メーカー・巴製作所が挑む“アウトドア×鍛造技術”の新展開。

株式会社巴製作所

公開日:2025/4/18

トヨタ純正レンチの技術を活かした超耐荷重グリルスタンド「タフレンチスタンド」が誕生

1948年の創業以来、トヨタ自動車の一次サプライヤーとして純正ホイールレンチなどを製造してきた株式会社巴製作所(本社:愛知県丹羽郡大口町、代表取締役社長:坂井 聡佑)は、このたび、合同会社ぐらびて(愛知県犬山市)と共同で、鍛造・切削・熱処理技術を応用したアウトドアギア「タフレンチスタンド」を開発。応援購入サービス「Makuake」にて、2025年4月23日より先行販売を開始します。事前に"通知登録"をお願い致します。

▶プロジェクトURL:
https://www.makuake.com/project/tomoe2/



■ 製造業の現場から、アウトドア市場へ。「タフレンチスタンド」とは

タフレンチスタンドは、巴製作所の強みである熱間鍛造・切削・熱処理の技術を活かし、アウトドアや災害時にも安心して使える超高強度グリルスタンドとして開発されました。

脚部には実際のトヨタ純正レンチと同等品質の鋼材パーツを使用し、社内試験では94kgの荷重に24時間耐える強度を実現。ダッチオーブンや鉄板などの重量器具にも対応しながら、無骨かつ美しいデザインも特徴です。

また、工具不要で簡単に組み立てが可能なシンプル設計により、キャンプ、BBQ、防災、インテリアまで多用途で活躍します。





■ 新たな挑戦の背景 ― 地域企業の強みと共創から生まれた商品

タフレンチスタンドは、愛知県内のモノづくり企業である巴製作所(鍛造・切削・熱処理)とぐらびて(デザイン・商品企画)のコラボレーションにより誕生しました。

もともとトヨタの純正工具を支える高度な品質管理体制を強みとする巴製作所が、「自社技術を別分野に展開できないか」という思いからスタート。実用性・強度・構造美を兼ね備えた製品として構想され、試作と検証を繰り返しながら完成へと至りました。



■ サステナブルな視点で「持続可能な製造業」を目指して

本製品は、地域産業の持続性や若手技術者への技術継承という観点からも大きな意味を持っています。特定業界への依存度を下げ、多様な顧客と接点を持つことを目指し、今回あえてクラウドファンディング(Makuake)という新たな販路にも挑戦しています。

製品の魅力はもちろん、製造業の地道な技術力と挑戦する姿勢そのものを多くの人に知っていただきたいと考えています。



【製品スペック・概要】

製品名:タフレンチスタンド(Tough Wrench Stand)


発売日:2025年4月23日よりMakuakeにて先行販売


耐荷重:94kg(社内試験済/24時間連続試験)


素材:機械構造用炭素鋼(レンチと同素材)


特徴:無骨デザイン/耐熱・高強度設計/工具不要の組み立て式


活用シーン:キャンプ・BBQ・災害時・インテリア・ベランダ調理など