「中小製造業向け生成AI導入支援サービス」開始
DaS株式会社
公開日:2025/5/9
単なるツール導入にとどまらない、“成果にこだわるAI活用”を中小製造業へ
2025年5月5日、DaS株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役:待谷 忠孝)は、中小製造業向けの新サービス「中小製造業向け生成AI導入支援サービス」を正式にリリースいたしました。 本サービスは、生成AI(ChatGPT等)を活用して間接業務を効率化しつつ、経営全体の成果につながる形で支援を行うことを目的としています。
■サービス開始の背景中小製造業では、深刻な人手不足や働き方改革への対応、そして原材料費やエネルギーコストの高騰など、厳しい経営環境の中で、日々頑張っておられます。
「ただでさえマンパワーが不足する中で、元受けからの低単価・短納期要求に対応するには、既存の業務のやり方では限界があります。
そうした中、ChatGPTに代表される生成AIは、業務の効率化・省力化を実現する有効な手段として注目されています。
しかし、実際は導入が進んでいないのが現状です
(参考:総務省Webサイト https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r06/html/nd151120.html)
。
総務省の調査によると、米国・ドイツ・中国を比較しても、業務における生成AIの活用状況は非常に低いものとなっています。
この調査は対象の企業規模は不明ですが、他の3か国と比べても生成AIの活用に消極的である点は間違いありません。
ITリテラシー以外にも、ほぼ全ての製造業は事業承継した会社であるということも理由として考えられます。
先代から受け継いだやり方を守ることが重視されやすく、業務のやり方を変えようというインセンティブが働きにくいというのが実態です。
我が国は加工輸出国であり、経済活性化には製造業の活性化が欠かせません。
そのため、生成AIにより収益に直接つながらない間接業務を削減し、直接業務に投入できるリソースを増やすことで収益性の向上を図るサポートをさせていただくべく、本サービスを提供するに至りました。
■DaSの提供価値:経営コンサルタントが行う本質的なAI導入支援AIの導入支援をITベンダーやAI専門業者に依頼してもうまくいかないケースが多く見られます。
その理由は、ITベンダーやAI専門業者は生成AI自体には詳しくても、経営全体を俯瞰する視点に乏しく、「導入ありき」の提案になりがちであること。
また、最も重要な「課題の引き出し」ができないことが多いためです。
中小企業の経営者様ご自身も、自社の課題を客観的に把握しきれず、それを適切に言語化することは容易ではありません。
結果として、本質的な解決に至らず、単なるツール導入に終わってしまうというのが、システム導入におけるリスクです。
本サービスの最大の特徴は、生成AIの導入を目的にしないという点です。
経営・現場・AIが有機的な連動を図り、経営上のボトルネックを解消できるか、収益向上につながるかどうかを軸に据え、AI導入の可否や方法を判断します。
・AI導入そのものがゴールではありません。・効果が見込めない場合は、あえて導入を推奨しない選択肢もご提示します。
・経営全体を俯瞰し、必要であれば他の手段による支援も行います。
中小企業の経営支援を本業とするコンサルタントとして、「本当に成果が出る手段」としてのAI活用をご提案いたします。
■サービスの提供内容(例)・現状のヒアリング・課題整理
間接業務(文書作成、報告書、議事録、問い合わせ対応など)を洗い出します。弊社が経営コンサルタント業である強みが生かせる部分です。
・改善対象の選定
生成AIによる改善効果の高い業務を選定します。
・AIによる業務改善の試行
生成AIを活用し、効果を評価します。
・社内用マニュアル整備支援
属人化を防ぎ、誰でも使えるよう仕組みします。
※必要に応じて、社内研修なども行います。
■サービス紹介ページ詳細は以下のWebサイトよりご覧いただけます。