【法令出版】『相続の現場から見た! 特殊な土地の財産評価 令和7年版』発売
法令出版株式会社
公開日:2025/5/12
制度改正や実務の進展をふまえ「区分所有補正率」「配偶者居住権」「説明責任」「評価の透明性」など注目のトピックを詳しく解説
【法令出版】『相続の現場から見た! 特殊な土地の財産評価 令和7年版』発売
不動産評価の実務に携わる皆様に長年親しまれてきた本書が、ついに4訂版を迎えました。今回の改訂では、制度改正や実務の進展をふまえ、「区分所有補正率」と「配偶者居住権」に関する章を新たに設け、近年の注目トピックに的確に対応しています。
特に「区分所有補正率」については、都市部のマンション市場の実態を反映する重要な評価手法として、最高裁判決やビッグデータ分析を背景に解説。さらに「配偶者居住権」においては、高齢社会の進展に伴う財産分配の柔軟化という観点から、その評価方法や課税関係を丁寧に整理しています。
また、インターネットによる情報取得環境の進化に伴い、不動産評価の基礎が整備される一方で、AIやシステムによる「ブラックボックス化」が進む現代において、実務家に求められる「説明責任」や「評価の透明性」にも焦点を当てています。
本書は、こうした新しい環境下で直面する具体的な課題を踏まえ、相続税申告における不動産評価の基本から応用までを網羅的に解説。変化の時代に対応するための視点と手法を提供し、実務の確かな一助となる一冊です。
法令出版サイトe-hourei.com
小林 登【監修】 佐藤 健一/小北 大樹/戸島 潤吏/原 由香【共著】
発売日: 2025年4月22日
サイズ: A5
頁数: 592頁
ISBN: 978-4-909600-49-3
定価: 4,840円(税込)
【内容】
目次
第2章 不動産鑑定評価基準に見る土地評価
第3章 道路と土地評価
第4章 農地と土地評価
第5章 山林と土地評価
第6章 市街化調整区域内宅地と土地評価
第7章 市街化調整区域内雑種地と土地評価
第8章 地積規模の大きな宅地と土地評価
第9章 地下埋設物と土地評価
第10章 借地権と土地評価
第11章 土地に関する権利と土地評価
第12章 居住用の区分所有権の評価
第13章 配偶者居住権等の評価
【資料】 用語解説・面積・長さの単位