国内唯一のクラフト盆栽展♦︎作家たちのクラフト盆栽作品を間近で見る♦︎横浜みなとみらい♦︎5/29~6/1♦︎40分体験ワークショップ♦︎年1セール♦︎商談
株式会社エステル
公開日:2025/5/12
高品質手工芸盆栽 2025年5月29日(木)〜6/1日(日)横浜みなとみらい 日本クラフト盆栽作家協会 作品展開催
本物そっくりの手工芸盆栽を見たことありますか?プラスティックの大量生産品とは一線を画す、作家が1点ずつ手作りするクラフト盆栽は間近で見ても本物そっくり。日本料理店や旅館など和空間やセレモニーの場に、格式を上げる盆栽を飾りたいけれど、手入れ、保持が大変!と思っていた方、本物そっくりの高級人工盆栽なら手間要らずでずっと飾れます。クラフト盆栽作家を育成する「日本クラフト盆栽作家協会」の作家たちの作品が一堂に会する国内(つまり世界)唯一のクラフト盆栽展示会。ぜひ一度実物をご覧ください
本物そっくりの手工芸盆栽作家を育成する「日本クラフト盆栽作家協会」の作品展が開催されます。
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盆栽は素晴らしい! だけど…今、盆栽は世界でも大人気で、日本文化と共に生活に取り入れられています。
もちろん国内でも和室のインテリア、日本料理店や旅館、高級空間、式典などに誰もが飾りたいと思う定番アイテムです。
ですが、ご存じでしょうか?
盆栽は基本的に屋外で細やかに管理し育てるものであって、実は室内に連続して置いておけるのは1週間ほど。
維持するためには屋外で天候、健康状態などを1日も休まず管理しながら樹形を整えつつ育て続けていかなければならず、大変難しく、手がかかり、盆栽経験者は100%枯らしていると言われているほど。
ですからお店のインテリアに、と高価な盆栽を購入しても、そのまま置いていたら1ヶ月と経たずに枯れてしまうでしょう。
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人工盆栽で問題解決そこでご紹介したいのがクラフト盆栽です。
クラフト盆栽は生きた植物ではなく針金や樹脂粘土などを使用して作る工芸品です。
そのため日々のお手入れ、日照、水やりといった手間は一切必要ないので、育てるというよりインテリアとして盆栽を飾りたいと思う方にはぴったりのアイテムと言えます。
気候の合わない地域でも問題がなく、植物検疫も必要ないので海外持ち出しも可能です。
気になるのはそのクオリティ人工盆栽なら楽…と言っても、目が肥えた人々の集う場や、癒し空間に、チープなフェイクは似合いません。
工場で大量生産するプラスティック製品などは、いかにも偽物という感じで逆効果です。
その点、このクラフト盆栽は、作家が1点ずつ手作業で作成しており、本物さながらであると同時に、本物、偽物、という見方を超える美術品と言えます。
そのうえ、本物の盆栽は理想の形に作り上げるのに長い年月がかかりますし、生き物ですとどうしても制約がありますが、クラフト盆栽なら植物ではできない形状、特殊な器の使用、特殊な素材、色などで作り上げることが可能なので可能性は無限大です。
盆栽を購入して飾りたい、という方も多いと思いますが、自分で作品を作りたい、と思われる方も多いと思います。
手工芸としては、出来上がる作品が高級インテリア、美術品扱いとなりうる将来性のある趣味と言えます。
手を使うこと、集中、没頭することで精神的な癒し、脳の活性化が期待できます。
しかも職人技、というほど難しくなく、誰でも、歳を取っても楽しむことができ、
個展、販売、教室など発展させ継続していくことができるもので、新しい趣味を探している方にとても向いています。
さらにクラフト盆栽がその他の一般的な手芸、ハンドメイドと違うところは、気軽に創作を楽しみながらも、ものを作るということだけでなく、日本文化で心を満たしていくことができること。
美しい日本の感性
盆栽は、まさに日本の美意識や日本文化を凝縮した芸術であるといわれています。
日本の美意識の根底には、何よりもまず「自然観」があります。
日本人にとって、自然とは単に景色として眺めるものではなく、人間を含むすべての存在がその一部であ り、共に生きるものとして捉えられています。
盆栽は、一鉢の中に「自然そのもの」を表現しようとする試みです。
その造形には、人工的な作為を感じさせず、あたかも山奥に自生していた木をそのまま縮小したかのよう な自然な趣が求められます。
いかにして限られた空間の中に、長い年月の流れを感じさせる風格や、風雨に耐えながらも生き抜いてき た生命の力強さを宿らせるか――
そこに、日本人の自然観と美意識が詰まっているのです。
日本では、「美しさ」とは単なる形の美しさではなく、そこに込められた物語や時間の流れを感じ取るこ とにあります。
特に「侘び寂び」の概念は、盆栽の美学にも深く関わっています。
たとえば、日本人は桜の花が満開のときよりも、散りゆく姿にこそ美を見出します。
これは、単に花びらが舞う風景が美しいからではなく、すべてのものが変化し、やがて朽ちゆくという無 常観を感じ取るからです。
同じように、盆栽の「ジン」や「シャリ」(枯れた枝や幹)にも、ただの装飾ではなく、 長い時間の経過や、自然の厳しさを耐え抜いた木の物語が込められています。
枯れた部分さえも美しいと感じるのは、日本の美意識ならではの感性でしょう。
西洋の美意識との違い西洋の美意識は、しばしば「左右対称」や「完璧な形状」を理想とします。
これは、自然を征服し、人間の力で秩序を作り出そうとする発想に由来します。
一方、日本の美は「自然をいかにありのままに表現するか」に重きを置いています。
盆栽においても、わざと幹を曲げ、枝を非対称に配置するのは、偶然の美しさや自然の流れを再現しよう とするためなのです。
また、日本人は、虫の鳴き声や川のせせらぎを「音」ではなく「声」として聞くことができる特殊な言語 脳を持っています。
風鈴の音を聞けば、風そのものを感じ、涼を取ることができる――これは、自然と心を通わせる日本独特 の文化です。
盆栽に宿る時の流れと生命の力強さ盆栽は、単なる「小さな木」ではありません。
その姿には、何十年、何百年という時間の流れが宿っています。
過酷な自然環境の中で、暑さ、寒さ、雨、日照り、風といったあらゆる試練を乗り越えて生き抜いてきた 生命力が感じられるのです。
そのため、盆栽を目にしたとき、人はただ「かっこいい」「おしゃれ」といった形の美しさに惹かれるの ではなく、
深い感動を覚えるのではないでしょうか。
クラフト盆栽が一般的な手芸、ハンドメイドの趣味と違うところは、
ものづくりでありながらこのように自然を愛し、理想とし、表現しようとする思いで、
大きな自然と心を通わせ、心が満たされていくことにあると思います。
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5/29より開催 クラフト盆栽展今回の展示会では日本クラフト盆栽作家協会の講師と会員による作品を展示いたします。
現在国内外で、クラフト盆栽の作品展を開催する団体は他になく、唯一の機会と言えます。
この作品展では、クラフト盆栽の実物をご覧いただくことができるほか、40分ほどのワークショップで手作り体験が可能です。
ワークショップ予約 https://www.craft-bonsai.com/posts/56616207
またお気に入りの作品をイベント特別価格でご購入いただくことができます。
オーダーやレンタル(単発、中長期)、サブスク(定期入れ替え)、講習会等のご相談も承ります。
概要会期:2025年5月29日(木)~6/1日(日)
11時~19時(最終日16時まで)
会場:横浜みなとみらいギャラリーC
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5クイーンズスクエア2階
JR京浜東北線・市営地下鉄「桜木町」駅
東急東横線直通みなとみらい線「みなとみらい」駅
入場無料
内容:作品展示
ワークショップ「松」3,300円「桜」4,400円(予約優先)
作品販売
受講案内、作品受注、商談会
同時開催 エステルフラワー 花飾り展
日本クラフト盆栽作家協会
代表理事青木悦子
1966年 青木悦子エステルフラワーデザインスタジオ(現エステルフラワー)を設立
フラワーアレンジメントの先駆者的な活動を展開。
1982年イギリスにて「禅と盆栽」をテーマに講演、実演、作品展示を行う。
2019年日本の伝統文化 盆栽を手工芸にした「クラフト盆栽」の普及と、作家の育成・活動の支援、交流の場となり発展に寄与することを目的とし日本クラフト盆栽作家協会を設立。
展示会、ワークショップ、受注制作、商品開発等、多様な創作活動を展開。後進の育成にも注力し、2021年にはオンライン講座も開講し多くの方々に盆栽の魅力、日本文化の素晴らしさを伝えている。伝統と革新を融合させ、人々が手を動かし、心を豊かにする新しい盆栽のスタイルを追求し続けている。
アメリカ・アジアアートミュージアム、フェラーリアートフェス出展
著書「はじめてのクラフト盆栽」2025年5月22日発売