文芸からミステリーまで「面白い」を揃えた新エンタメ文庫レーベル、一般書籍部門世界第2位のハーパーコリンズ・パブリッシャーズ日本法人から創刊

株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン

公開日:2025/5/13

〈ハーパーBOOKS+〉創刊を記念して5/18(日)ジュンク堂書店池袋本店にてトーク&サイン会開催

 株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンは2025年5月15日、「面白い」を揃えた新エンタメ文庫レーベル〈ハーパーBOOKS+〉を本創刊いたします。



 2015年に一般書籍部門世界第2位の総合出版社ハーパーコリンズ・パブリッシャーズの日本支社として誕生した、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン。10周年を迎える本年、ついに国内小説の文庫レーベルを創刊することとなりました。文芸からミステリーまで、「面白い」を揃えたラインアップで、ハーパーコリンズ・グループをはじめとする海外出版を視野に話題作を刊行してまいります。

 

5月15日発売 

■『黒猫のいる回想図書館』(柊サナカ 著)

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 結婚式を目前にして恋人に振られて不幸のどん底の千紗。そんな千紗に声をかけてきたのは、路地裏の一匹の黒猫――人生最悪の日かと黒猫に訊かれ、やけくそ気味に「そうだ」と答えた千紗は、気がつくと不思議な図書館に……。

「書くこと」をテーマにした本作。スマホやPCでの文字打ちが主流になった昨今ですが、「そうだ、“字を書くこと”って楽しかった」という気持ちを読後に思い出させてくれます。時にホロリと涙し、時にクスリと笑い、時に自分の人生について考えさせられる一冊。ぜひ今の時代にこそ多くの方に読んでいただきたいです。



■『魔女の館の殺人』(三日市 零 著)

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 進藤理人は理学部に通う大学二年生。ある日ルームメイトの詩文と二人、山奥の洋館で催される脱出ゲームに参加することに。だがその最中、何者かの焼死体が館内で見つかり――

「殺人(マーダー)」×「謎解き(リドル)」の読者参加型マードルミステリー。主人公たちが挑む出題がそのまま読者にも与えられ、ミステリーを楽しみながら謎解きも同時に楽しめるエンタメ性の高い一作です。ぜひ紙とペンを用意して読んでいただきたいです。



 レーベル創刊を記念して5月18日(日)にはジュンク堂書店池袋本店にて柊サナカさん・三日市零さんによるトーク&サイン会を開催。創刊タイトルとなる『黒猫のいる回想図書館』と『魔女の館の殺人』についてはもちろん、お二人の作家デビューに至るまでのお話や執筆活動の知られざるお話も、大いに語っていただきます。

 また、世界29カ国でご著書が刊行決定の柊さんには、海外でいま日本文芸が注目されている点についてや翻訳に至るまでのエピソード。ミステリー作家として今注目の三日市さんには「謎解き」やトリックをどうやって考案されているのかといった裏話もうかがっていきます。



■イベント概要

開催日時:2025年5月18日(日)14時~

会場:ジュンク堂書店 池袋本店9階 イベントスペース

登壇者:柊サナカさん✕三日市零さん

※詳細は下記リンクより

https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-250518

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〈ハーパーBOOKS+〉は奇数月15日に、文芸からミステリーまで選りすぐりのエンタメ作品を刊行してまいります。ぜひ5月創刊以降のラインアップにもご期待ください。