滋賀県高島市の縫製会社が大阪・関西万博に出展 琵琶湖環境の保護を伝えたい
合同会社core
更新日:2025/5/15
琵琶湖岸で育った葦を活用した帆布でワークショップを6/27開催
縫製専門会社オオミスタイル(滋賀県高島市)は、2025年6月27日大阪・関西万博にて、琵琶湖岸で育つ葦を活用した帆布「琵琶の葦布(R)」をつかったワークショップを開催します。ワークショップを通じて、琵琶湖の環境保全を広く伝えていきます。
琵琶湖と葦 琵琶湖岸に広がるヨシ群落は、琵琶湖の環境保全に大きな役割を果たしています。葦刈り取りを通じて葦の世代交替を促し、健全な群落を維持することは、琵琶湖の生態系を守るうえで欠かせない取り組みです。しかし生活様式の変化により、古来屋根葺きや簾などに使われていた葦の産業的利用が衰退しました。地元の人たちを中心に「びわこ高島の葦を守る会」が設立し、現在も保全活動や葦の活用を行っています。
琵琶湖の環境を守るために、成長した葦(ヨシ)を冬に刈り取る滋賀県固有の文化。自社ブランド「nuno ni shitai.」の三つ編みバッグの素材には、琵琶湖の葦を織り込んだ「琵琶の葦布®」(株式会社高麻)を使用しています。ワークショップでは、三つ編みのブレスレットづくりを通じて、多くの人に琵琶湖の環境やその保全活動への理解を深めるきっかけをつくります。
ぜひ、ご取材頂き、報道のお力で多くの皆さまに琵琶湖の環境保全を伝えるきっかけとして頂けましたら幸いです。
滋賀魅力体験ウィークについて
大阪・関西万博会 関西パビリオン「多目的エリア」では、期間限定で滋賀の自然、文化、歴史、産業等の魅力を発信するイベントを実施しています。この度、行政や高島市商工会と連携して開催します。
滋賀魅力体験ウィーク~Discover Shiga, Go Lake Biwa~開催日:2025年6月27日(金)
時 間:10:00~19:00
会 場:大阪・関西万博会場内 関西パビリオン「多目的エリア」
内 容:「琵琶の葦布®」を使用した三つ編みのブレスレットづくり
有限会社オオミスタイル
1975年創業の縫製工場。婦人服やバッグの縫製を専門に請け負う。人とモノ・自然・文化が繋がるきっかけを与えたいという思いから、2024年に初の自社ブランド「nuno ni shitai.」を設立。発売した「三つ編みバッグ」は高島ええものグランプリで審査員特別賞を受賞し、現在は予約待ちとなっている。