史上初？公営霊園の看板に萌えキャラを起用！！

飯盛霊園組合

公開日：2025/5/19

霊園のイメージを変えるかわいい看板が完成！

公営飯盛（いいもり）霊園の広報キャラクター「虹の丘ゆめ」たちが、霊園の入口にある案内看板のデザインに採用された。

■「虹の丘ゆめ」って？

飯盛霊園は大阪府の守口市、門真市、大東市、四條畷市の四市で構成する飯盛霊園組合が運営する公営の霊園で、四條畷市の東端に位置し、奈良県との境界にも近い場所に所在している。

虹の丘ゆめは霊園の広報キャラクターとして活躍している７歳の女の子で、偲ぶことの大切さを広めるためにがんばっている。

2023年９月23日お墓参りの日にデビューしたのち、昨年９月には念願のVTuberデビューを果たした。そして、自身の誕生日である２月４日に自身の誕生日を記念してライブ配信を行い、好評を呼んだばかりだ。

また、虹の丘ゆめは公営霊園初の萌えキャラであり、自治体公式のVTuberとして活躍をしているが、イラストや動画作成、キャラクターの運用は自治体の職員が行っていることで注目を集めている。

■こんな霊園の案内看板これまで見たことないかも！？

飯盛霊園の入口交差点から３０メートルほど東には、霊園の案内看板が設置されている。国道１６３号線沿いの下田原ランプのあたりだ。看板のサイズはタテ約２メートル、ヨコ約４メートルと大きい。

今回、この案内看板が広報キャラクター虹の丘ゆめを描いたデザインのものに生まれ変わった。虹の丘ゆめを中心に、霊園のその他キャラクターである安良木憩（やすらぎいこい）、ひだまり雫、榊しきみの４人が青空の中、お墓参りに向かうシーンのデザインとなっており、明るくさわやかなものになっている。このイラストは霊園の職員が描いたというから驚きだ。

ここまで大々的に霊園の案内看板に萌えキャラを起用しているのは、珍しいと思われるが、霊園の担当者によると「前面に萌えキャラを起用した看板はあまりないのでは？虹の丘ゆめは萌えキャラではあるが、７歳の女の子なので、子どもからお年寄りまでいろんな世代の人に愛されれば」と話す。

■公営霊園の看板がかわいらしく生まれ変わった

看板の評価は上々で、「雰囲気が明るくなった」「キャラクターがかわいい」などの声　　が寄せられているという。

このゴールデンウィークには、車で付近を通った青年グループが看板で虹の丘ゆめの存在を知り、霊園事務所を訪ねてきたこともあったという。

担当者は「この看板をきっかけに、飯盛霊園と虹の丘ゆめのことを知ってもらえたらうれしい。そしてお墓参りを身近に感じてもらえれば」と話す。

今後、通行する人たちの名物になることを期待したい。