情報工学の基礎から“地力”を育てる社内e-learningプラットフォーム「ミライウェブ大学」をベータ版としてリリース

ミライウェブ株式会社

公開日:2025/5/19

ミライウェブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:工藤魁、以下「当社」)は、2025年5月19日より、社員向けe-learningシステム「ミライウェブ大学」のベータ版を社内にて正式リリースいたしました。

ミライウェブ大学について

「ミライウェブ大学」は、社員がいつでも・どこでもアクセスできる社内e-learning環境でありながら、単なるオンライン研修にとどまらず、“情報工学の基礎を通じて現場で通用する力(地力)を育てる”ことを目的とした教育プラットフォームです。

本プラットフォームでは、離散数学・計算理論・形式言語といった大学水準の内容を扱いながら、JavaやPython、SQLなどの実務言語と接続し、理論と現場の橋渡しを行う教材構成としています。

開発の背景

エンジニア教育においては、HTMLやフレームワークの使い方といった“目の前の技術”を学ぶ機会は多く存在しますが、「なぜそう設計するのか」「どこまで計算できるのか」といった、判断と応用に必要な“基礎理論”に触れる機会は限られています。

当社では、実務で通用するエンジニアは例外なく「思考力」や「構造理解力」といった基盤が強いという現場観から、情報工学の理論をあえてカリキュラムの中心に据え、自社でゼロから教育プラットフォームを構築しました。

主な特徴

社員限定、24時間利用可能なスマホ/PC対応の学習環境


UI/UXに配慮した使いやすい画面設計


Java/Python/SQLなどのコード例を活用した理論と実務の接続


初学者にもわかりやすいステップ構成+応用問題あり


受講後のフィードバックを通じたコンテンツ改善サイクル


現在のカリキュラム構成

基礎理論:離散数学、計算理論、形式言語とオートマトン


アルゴリズムとデータ構造:配列・スタック・グラフ、探索・ソート・NP問題など


コンピュータシステム:アーキテクチャ、OS、コンパイラ基礎


プログラミングとソフトウェア工学:型と評価戦略、要件定義とテスト設計


インフラと情報管理:ネットワーク、データベース、情報理論


セキュリティ基礎:暗号理論、アクセス制御、脅威分析


今後の展望

現在は社内限定でのベータ版運用となっており、社員からのフィードバックをもとに継続的な改善を図ってまいります。将来的には社外エンジニアとの連携や、新卒・中途向けの教育コンテンツへの拡張も視野に入れております。

参考リンク

▼開発背景と代表インタビュー(note)
https://note.com/miraiweb/n/n924251fbd74a

会社概要

会社名:ミライウェブ株式会社
代表者:代表取締役 工藤魁
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
設立 :2019年5月
事業内容:システム開発、Web制作、ITコンサルティング事業等
URL:https://www.miraiweb.co.jp/

本件に関するお問い合わせ

ミライウェブ株式会社
広報担当:工藤
E-mail:contact@miraiweb.co.jp