各分野で活躍している障害のある社会人を紹介する、特別な連続WEBセミナー(10日間)を開催しました

株式会社ここだな

公開日:2025/6/2

「障害のある学生のリアル・ロールモデル」開催レポート

株式会社ここだな(代表:菅野智文)は、障害があることが将来にどう影響するのかを真剣に考え、不安に思っている障害のある学生に向けて、特別な連続WEBセミナー(10日間)を開催しました。

イベント概要
・名称:障害のある学生のリアル・ロールモデル
・形式:ZOOM(WEBセミナー:ライブ配信・アーカイブ動画)
・開催時期:2025年5月
・対象:障害のある大学生(主対象は3年生、1・2年生も含め全学年参加OK)
・主催:株式会社ここだな

講演企業
(ライブ配信講演日 順)
NTTドコモ|LITALICO|ソニーグループ|豊田通商|日本放送協会(NHK)|ソフトバンク|トヨタ自動車|全日本空輸(ANA)|シミックグループ|資生堂

セミナー内容
①会社・事業のご紹介
②ロールモデルとなる障害のある社会人のご紹介
 ・障害種別とその特性
 ・障害や病気による日常生活や仕事での困りごと
 ・キャリアパス
③障害者雇用に関する考え方(制度・配慮事例など)
④質疑応答

イベントの様子

学生参加状況

【企画ALL 参加人数】実人数44名、延べ人数141名(1人あたり3.2回参加)
 └【うち、ライブ配信 参加人数】実人数33名、延べ人数83名
 └【うち、見逃し視聴 参加人数】実人数16名、延べ人数58名

紹介されたロールモデル

以下では、紹介されたロールモデルの一部を紹介します。

・聴覚障害|海外営業本部にて、市場分析や営業計画検討に従事。
・精神障害(うつ病)|エンジニアとして社内システムの動作確認や開発チームとの連携に従事。
・肝機能障害|マーケティング戦略を担当。サービス企画と代理店との連携に従事。
・吃音|障害をもった社員のサポート、業務日程の組み立て、各種業務の進捗管理等を責任者として従事。
・上肢障害|新規企画の立案、既存サービスの改善、社内のダイバーシティの推進を担当。
・発達障害(ADHD)|パートナー法人を訪問し、担当者との連携に従事。
・内部障害|採用部にて、採用ブランディングを担当。
・社会不安障害|ネットワーク品質改善やデータ分析、システム運用業務に従事。
・脳性麻痺|組織長として、担当組織の運営管理・スタッフのマネジメントを担当。
・下肢障害|地理空間データを解析するシステムの研究開発を担当。
・双極性障害|業務効率化のためのマクロ開発に従事。
・視覚障害|国内より海外貿易を担当。英語を活用し、海外出張もあり。
参加者からの感想

以下では、参加された方々からの感想の一部を紹介します。

・自分と同じ障害の先輩社員の方の事例を紹介いただけたことも、自分の可能性を信じたいと思うことにつながりました。また、実際に配慮を受けながら働かれている先輩社員の方から直接お話を聞けたことで、障害のある社員にとって会社の雰囲気はどうなのか、他の社員の方の障害への考え方など、リアルな部分も知ることができ、企業風土に魅力を感じました。
・自分と異なる障害の先輩の事例であっても、私もこんな工夫をすればできるかもと想像できるため、今回の企画を通して、様々な企業での非常に多くの先輩のケースを分かりやすく教えていただけて、嬉しく思います。
・実際に障害のある社員の方の中にも海外で働いている方がいると知り、自分の可能性を制限しなくてもよいのかもしれないと考えられるようになりました。
・英語に関わる業務が多いなど、業務内容が様々であることも理解できたため、自分にあったものを確認してみたいと思いました。
・社内で障害の有無に関わらず、また障害があるゆえの視点を活かして、業務の範囲以外のところでもご活躍されていると分かり、楽しそうな雰囲気を感じ取れました。
・色んな業務に携わり、その人なりの働きがいのある仕事を見つけることができるのだと理解し、その体制や風土に感動しました。
・障害のある社員の方の働き方について、プロフィールやスケジュールなども一緒に非常に具体的に、視覚的にもわかりやすく、知ることができ、働く様子をイメージしやすかったです。
本件に関するお問い合わせ

会社名:株式会社ここだな
担当:菅野(かんの) 智文
問い合わせフォーム:https://kokodana.co.jp/contact
E‐Mail:career_assist@kokodana.co.jp

株式会社ここだな 障害のある学生支援事業について

障害のある学生当事者の声を起点とし、一人ひとりから具体的な課題を直接聞き、企画・プログラムを実施しています。学生当事者、大学支援者、企業の参加費は全て無料で、金銭的な負担はございません。
また、学生同士が情報を共有し合えるコミュニティを通じて、日常生活やキャリア形成において相互に支え合う環境を整えています。
このサービスを通じて、一人ひとりがその可能性を最大限に発揮できるよう支援しております。

▼サービスの特徴

1. 学生当事者を起点学生当事者の視点とニーズに基づいて企画・プログラムを設計しています。学生一人ひとりの声を直接聞き、直面している具体的な課題に基づいて支援を形成していきます。
2. 無料の包括的サポート学生当事者、大学支援者、企業の参加費は一切無料です。法人・個人の支援から資金を確保し、全ての利用者が金銭的な負担なくサービスを利用できるようにしています。
3. コミュニティの促進学生同士が互いに支え合い、情報を共有できるコミュニティを大切にしています。このコミュニティは、日常生活や学業、キャリアの各面で相互支援の支えとなります。

▼サービスサイト:障害のある学生のための『GATE-C』はこちら

多くの皆さまにサポートいただいています

障害のある学生のための『GATE-C』は、多くの法人・個人の皆さまに支えられて活動を続けています。障害のある学生が、自分らしい働き方の扉を開けて、前に進むために、就職活動のサポートに加えて、対人コミュニケーションやセルフケアのためのプログラムを開催しています。
活躍できる可能性のある学生が、活躍する機会に巡り合えるように。
理想の実現に向けた行動を継続していくために、GATE-Cの活動を支えていただけませんか。

個人の皆さま「CAMPFIRE for Social Good」を通じて、継続的な活動をご支援いただいております。 プロジェクト名:障害のある学生が、自分らしい働き方の扉を開けて、前に進むために プロジェクトページ:https://community.camp-fire.jp/projects/view/791510
法人の皆さまサポートプランにてご支援いただいております。SUPPORT US:https://kokodana.co.jp/support