2025年7月参院選「選挙に意味ある?」と一度でも思ったことがある学生たちへ―選挙について考える、夏休み前に全国一斉開催の無料オンラインセミナー開催
株式会社22世紀アート
公開日:2025/5/30
400年前、“普通の市民”が本気で社会を変えようとした話、知ってる?
「声をあげる民衆が、歴史を変えた」——レベラー運動から学ぶ“僕らの民主主義” 2025年夏、全国の学生が選挙について考える
【高校生・大学生対象】「声をあげる民衆が、歴史を変えた」──400年前のイギリスから学ぶ“僕らの民主主義”をテーマに、選挙教育セミナーを開催
株式会社22世紀アート(本社:東京都江東区、代表取締役:向田翔一)は、2025年7月25日および8月1日に、高校生・大学生を対象とした無料オンラインセミナー「声をあげる民衆が、歴史を変えた──レベラー運動から学ぶ“僕らの民主主義”」を開催いたします。 広島大学名誉教授・友田卓爾氏の著書『レベラー運動とは何だったのか』(22世紀アート刊)を題材に、17世紀イギリスで「選挙権を求めて声を上げた市民=レベラーズ」の実話をもとに、現代における“選挙の意味”や“声をあげることの意義”について考える1時間のセミナーとなっています。
「政治に関心が持てない」「選挙に行っても何も変わらない」と感じる若者が増えるなか、歴史を振り返ることで、私たちの声がどのように社会に届き、変化を生むのかを学ぶ貴重な機会となることを目指しています。
【400年前のイギリスであった「本当の」話から選挙を考える】1. 令和4年の参議院選挙投票率は、48.80% 過去2番目の低さ
スキャンダルや対立ばかりが取り上げられて、「政治=汚いもの」「政治家=遠い存在」と思ってしまう人が増え、投票所に足を運ばない人が増えています。しかし政治のあり方に不信感を持っても、忘れてはならないこと、それは「その政治家を選んだのは、私たちだ」という事実です。いま議会に立っている政治家たちの中には一日12時間、選挙区を走り回り、地元の声に耳を傾けて、声が枯れるまで想いを届けようとする人たちがいます。 彼らは決して“偉い人”ではなく、私たちの想いを社会に届ける存在です。選挙に行くことは、ただの義務ではなく、自分の暮らしと、家族と、未来を守る行為。“声”には、意味がある。そのことを、いま改めて問い直したいのです。
2. 「どうせ何も変わらない」という諦めを変えたい「選挙に行ったって、何も変わらない」と口にする10代、20代が増えています。18歳から選挙権を持てるようになったことで、政治への入り口は広がったはずなのに、関心を持つ前に、「どうせ無駄」という空気が蔓延している。でも、本当に“変わらない”のでしょうか?たとえ一票でも、重ねれば社会は動いていく。その“最初の一歩”を、自分の中でどうやってつくるか考える機会が必要です。
3. 声を上げた「普通の人たち」が、民主主義をつくった
今から約400年前のイギリスにも、「どうせ何も変わらない」と感じていた“普通の人たち”がいました。だけど彼らは黙りませんでした。「選挙権がほしい」と声を上げた。それが「レベラーズ」と呼ばれる人たちの行動であり、 後の民主主義の礎となった大きな一歩でした。
【レベラーズ(Levellers)とは】
17世紀中頃のイングランド内戦期に活動した急進的な民衆運動で、政治・社会の平等を求めて声を上げたグループ。彼らは、「すべての男性に選挙権を」「言論や信教の自由」「法律の下での平等」「封建的特権の廃止」など、当時としては革新的な主張を掲げ、「人民協定(Agreement of the People)」という文書にその理念をまとめました。
彼らの思想は当時の権力によって抑え込まれましたが、その精神は後の民主主義思想に大きな影響を与えました。レベラーズは、近代市民社会の源流の一つとされています。
今回開催するZoomセミナーでは、広島大学名誉教授・友田卓爾先生の著書
『レベラー運動とは何だったのか』(22世紀アート刊)を22世紀アート代表向田翔一を通して、
「声が社会を変える」という原点を、みなさんと一緒に考えたいと思います。
【開催概要】
・イベント名: 「声をあげる民衆が、歴史を変えた」——レベラー運動から学ぶ“僕らの民主主義”・日時:高校生:2025年7月25日(水)13:00〜14:00(Zoom開催) 大学生:2025年8月1日(金) 13:00〜14:00(Zoom開催)
・形式:オンライン(無料・申込制)
・講師:出版社22世紀アート 代表取締役 向田翔一(著者代理)
・主催:株式会社22世紀アート
レベラー運動とは何だったのか――ピューリタン革命期におけるイギリス大衆運動の実相と考察(22世紀アート)https://www.amazon.co.jp/dp/B095NRWZ6N/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_J9EWZJZCVTHT6GNRG123
セミナー講師
向田翔一(株式会社22世紀アート代表取締役)
2014年に電子書籍を主とした自費出版社22世紀アートを設立。“みんなを幸せにする”むきだし出版社として、一人ひとりの想いを人々の感動に変えるをモットーに自費出版や商業出版など多くの出版事業を手掛けている。
【セミナーのポイント】
・「政治って、遠いもの」だと思っていた。でも、そうじゃない理由が分かる
日々のバイト代、通学の電車、学校のルールも、実は“政治”の結果。
自分の生活と政治のつながりに気づくきっかけに。
思いや考えを「持ち続ける」ことから始まるんです。あなたなりの「声」を探す時間になるかもしれません。
・自由課題のネタに困っている歴史×現代×自分、をつなげるヒントがこの1時間に詰まっています。「自分だったらどうする?」と問いながら学べる内容です。
【対象】
・夏休みの自由課題・夏休みに向けて学習の機会を増やしたい学校・社会を変えたい。でも何をすればいいか分からない学生
・政治経済の学習において、選挙学習にお困りの学校
【お問い合わせ】
株式会社22世紀アート 広報室
E-mail:y.sato@22art.net
TEL:03-5941-9774