大正浪漫。「狭山茶のかき氷」を旧花街の料亭畑屋が2025年も販売開始。

有限会社畑屋

公開日:2025/6/2

「川越いもの志るこ」等の季節メニューを提供する有限会社畑屋(所在地:埼玉県飯能市)が、夏季限定「狭山茶のかき氷」を今年も販売します。かき氷はすべて、お新香と狭山茶が付いたセット商品です。ここでしか味わえない贅沢な一品を、ご堪能ください。

ひと匙ごと、時がほどける。夏の思い出。

「白いかき氷」は別添えの三種の狭山茶シロップを楽しむためのかき氷です。深蒸し煎茶、深炒りほうじ茶、狭山和紅茶のシロップを食べ比べてください。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」といわれるように、狭山茶は火入れによる独特の香ばしさがあり、お茶にとっては厳しい気象条件のもとでゆっくり育つため、甘く濃厚でコクのある味が特徴です。

トッピングしている毛呂山町の桂木柚子は、日本最古の栽培柚子として知られ、奈良時代から始まったとされています。一般的な柚子の4倍の香りの強さが特徴で、品質についても世界最高といわれます。

奥秩父連峰の雪どけ水から作ったおいしい純氷を使っています。大正時代の宴を想像しながら、最後はぜひ大盃を両手で持って飲み干してください。奥武蔵の地酒「天覧山」の日本酒シロップ(100円)も提供しています。ほかにも「たてる抹茶の氷」「深蒸し煎茶みつ」「深炒りほうじ茶みつ」「狭山和紅茶みつ」を順次販売します。

商品概要

商品名:狭山茶のかき氷(各種) お新香とお茶付き

価格:1,000円(税込み)から

販売店舗:畑屋本店

販売期間:2025年5月4日(日)~9月28日(日)



花街の風、いまも涼やかに。

畑屋は1902年(明治35年)に創業し、割烹料亭から鰻専門店を経て2024年から甘味処として営業している飲食店です。大通りからみて裏手にある木造三階建ては大正期の建物です。いまは北欧のように豊かな自然で知られるまちですが、江戸と秩父をむすぶ道の途中にあって山の入口という立地から、かつては材木や織物の集積地として栄えました。羽ぶりのよい旦那衆が当店に芸妓を呼んでお座敷遊びに興じ、界隈に花街が発展したことから、畑屋は賑やかだった大正時代の象徴とされています。

店名:畑屋(はたや)

住所:埼玉県飯能市仲町21-16

営業日:土日祝のみ

営業時間:11:00~18:00(ラストオーダー17:00)

西武池袋線「飯能」駅より徒歩8分