【九段の坂に夜を星降る ――「忘れじの人々」――】(池田俊明:著)Amazon Kindleで販売中!
合同会社おいかぜ書房
公開日:2025/7/10
合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『九段の坂に夜を星降る ――「忘れじの人々」――』(池田俊明:著)を、Amazon Kindleにて販売しました。
この本について
本書は、戦中戦後の日本を生きた人々の記憶と視点をたどりながら、大東亜戦争の背景と開戦の理由、太平洋戦争での敗戦、東京裁判とその正当性、そして戦没者追悼の意義を問い直す。歴史の教科書では語られない声、当時を生きた人々の実感、その中に宿る怒りや誇り、沈黙と祈りを丁寧に拾い上げた一冊です。
目次
はじめに
第一章 忘れじの人々
その一.〈杉原龍子さんの生きざま〉
その二.〈鈴木瞭五郎さんと淑子さんのこと〉
その三.〈伯父 布施金三郎のこと〉
第二章 大東亜戦争の始まり
一.あの戦争の一つの側面
二.大東亜戦争以前のアジア
その一.欧米列強の植民地
その二.関東軍の設置と支那事変への流れ
その三.満州事変と満州国建国
三.開戦
その一.大東亜共栄圏と東亜の解放
その二.東亜での戦いと日本人の誠
①マレー半島(イギリスとの戦い)
②オランダ領インシナ=蘭印(現インドネシア)
③ビルマ(現ミャンマー)
④フィリピン
⑤ベトナム・ラオス・カンボジア(仏領インドシナ)
⑥インド
⑦パラオ(国際連盟委任統治領)
その三.大東亜会議
第三章 太平洋での敗戦と戦争責任
一.太平洋戦争の帰結
その一.太平洋での敗戦
二.戦争責任
その一.開戦と収拾責任
その二.重臣たちの画策と天皇
その三.「聖断」の遅れ
三.東京裁判
その一.パール博士の正義 ――七人の死刑囚の名誉のために――
その二.〝東條英機宣誓供述書〟について
その三.〝広田弘毅〟の死刑判決について
その四.戦勝国による復讐の儀式
第四章 戦没者への追悼
一.国家としての追悼の場
その一.靖国神社
その二.千鳥ケ淵戦没者墓苑
二.マッカーサーの信念への回帰
その一.靖国神社の現状
その二.千鳥ケ淵戦没者墓苑の現状
三.日本の戦没者追悼式典
四.国立戦没者追悼公園と追悼施設の提言
参考関連事項
第五章 マッカーサーの時代
一.マッカーサー元帥
その一.「青い目の大君」
その二.マッカーサーと昭和天皇
二.マッカーサーの日本統治
その一.マッカーサーと憲法改正
その二. マッカーサー・ノート(マッカーサー三原則)
その三.五大改革
あとがき
参考文献
〔著者略歴〕
池田俊明(いけだ・としあき)
一九三九年 出雲にて生まれる
一九四五年 敗戦
一九四六年 国民学校入学
一九六三年 大学卒業・銀行へ就職
(経済の成長とバブルの崩壊に 東京の第一線にて対峙)
二〇一六年 経済活動からの退任 文筆活動へ
著 作
「マッカーサー元帥が守り切った 「天皇」の神聖性」(おいかぜ書房)
「アジアの曙 大東亜戦争 その歴史的意義 太平洋での敗戦と戦争責任」(おいかぜ書房)
「昭和の残夢 そしてマッカーサーの日本」(おいかぜ書房)
「遅すぎた敗戦の決断 「マリコ」の時代と昭和天皇独白録」(おいかぜ書房)
書籍仕様
書 名:九段の坂に夜を星降る ――「忘れじの人々」――
著 者:池田 俊明
発売日:2025年7月1日
取扱い:Amazon Kindle
定 価:770円(税込)
頁 数:約119頁
サイズ:4.5MB
形 式:リフロー型
発行者:合同会社おいかぜ書房