ひとつ屋根の下に「更年期と思春期」、複数の不機嫌が・・・中高生の父母も子どもも、話し合うことで「更年期は幸年期へ」

一般社団法人幸年期マチュアライフ協会

公開日:2025/7/15

保護者世代に『男女の更年期』セミナーとカードゲームワークショップを実施

一般社団法人幸年期マチュアライフ協会(本社:東京都港区/代表理事:今井 麻恵)(以下、幸年期マチュアライフ協会)は、マチュア世代および男女の「更年期不」に着目し、親世代の「更年期」と子ども世代の「思春期」というホルモンの節目に、複数の「不機嫌」が同じご家庭の中に存在することへの対策として、6月14日、山脇学園中学校・高等学校(東京都港区/学校長:西川 史子)(以下、山脇学園)において、保護者向けに、山脇学園父母の会の協力の下、『更年期を幸年期へ』と題し、子どもたちがウェルビーイングな学校・学生生活を送れるよう、保護者(更年期世代の方も、異なる世代の方も、女性も男性も)もごきげんな更年期=幸年期を目指すセミナー・ワークショップを実施致しました。

女性・男性ともに 、誰にでも訪れる可能性のある「更年期」は、第2の思春期と表現されることもあり、この期間にはひとつのご家庭内に複数の“不きげん”が存在することも多く、それぞれのコミュニケーションやパフォーマンスにおける不の影響に繋がることがあります。 当協会の定量調査では、女性の約3割が更年期の不調から「子供に対する態度の変化」といった普段の生活への影響があるとし、家庭において「子供の反抗期と重なって、言う事聞かない子供にすごく、イライラする」「イライラしてすぐに子供を怒ってしまう」「家族に話してもなかなか辛さが伝わらないのではという不安がある」などといった更年期ロスがあると回答しています。

今回、70名が参加したセミナーにおいて 「男女の更年期」「更年期ロス」「家庭での更年期ロスの対策」の学びを、また幸年期マチュアライフ協会オリジナルツール『更年期が幸年期になるカードゲーム』を活用したワークショップには38名が参加し、「更年期を幸年期にするアクション」を話し合い、理解する機会を設けました。また、ワークショップの最後にはご家庭でも気軽に続けることができる「骨盤底筋トレーニング」を幸年期マチュアメディカルファシリテーターから指導するエクササイズも実施しました。

これを機に幸年期マチュアライフ協会では、「更年期は性ホルモンが減る時期、思春期は性ホルモンが増える時期」であり、中高生の教育の場において、保護者、生徒や教職員向けにセミナーとオリジナルツール『更年期が幸年期になるカードゲーム』を活用したワークショップを実施してまいります。保護者も子供もともに“ホルモンの節目”で、ホルモンの変化や身体の成長、お互いの身体と心の変化について、家族で話し合うことの大切さ、その結果が子ども世代のパフォーマンスへ良い影響を与えることに繋がることを啓発すべく、皆が「更年期」を理解し、前向きな気持ちで「更年期」を過ごせるよう理解が進むことで、「我慢の更年期」「更年期ロス」がなくなる社会を目指し、男女の更年期の啓発活動を強化致します。

【学校における『更年期が幸年期になる』セミナー・ワークショップのお問合せ申し込み】

https://www.maturelife.org/contact_game/  一般社団法人幸年期マチュライフ協会まで

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<山脇学園でのセミナー・ワークショップの様子>

※ご参加の保護者の方からは、男性更年期についての学び、理解が高まったこと、マイナスイメージの更年期が悩みや対処を知っていれば前向きになる、家族や職場でも理解することが大切であるなどの感想があった。

<オリジナルツール『更年期が幸年期になるカードゲーム』>

幸年期マチュライフ協会では、毎年2000名(男女各1000名)の定性調査を実施しており、2021年実施の結果を基に「更年期が幸年期になるカードゲーム」を開発しました。このカードゲームを活用したワークショップ研修では、男女の更年期のウェルビーイングの実現に向け、更年期症状の認知理解に加え、前向きにとらえ次のアクションにつなげていくための気付きを得ていただきます。更年期の理解が進む事で、当事者は前向きなアクションへの意識変容周囲の方は、当事者の方への理解促進へとつながり、更年期ロスの軽減、そして何よりも健やかな幸年期の実現を目指せます。

※「座学+カードゲームワークショップ」研修プログラムは、2023年より企業における更年期ロスを生まない健康経営、DE&I視点でのキャリアサポートプログラムとして実施しております。 プログラムはカスタイマイズが可能ですので、ご相談ください。

<背景>

幸年期マチュアライフ協会では毎年独自の定量調査を実施し、男女マチュア世代自身の「更年期・更年期ロスの実態」を把握し、「更年期の理解とアクション」が人生100年時代の健幸ウェルビーイングの実現につながることを見出しております。更年期世代とその周囲の人、企業の更年期の理解が進むことで、「更年期ロス」を生まない社会をつくることができると考え、調査結果から、前向きなアクションに繋がるカードゲームと研修プログラムを開発しました。

<今後の取り組みについて>

男性と女性の更年期に関する啓発には、まだまだ多くの啓発機会が必要と感じております。幸年期マチュライフ協会では、オリジナルツール『更年期が幸年期なるカードゲーム』を通じ、啓発活動を活性化させていきます。そのために、「更年期が幸年期なるカードゲーム」を進行する「幸年期ファシリテーター」を養成する資格制度を実施いたします。

また女性のみならず男性も、それぞれの「更年期」への関心を高めるべく、「幸年期検定」を開始いたします。個人の方も、法人の団体の方も受験をしていただくことで、当事者の方も、周囲の方も更年期の理解を深めていただきたいと考えます。

「更年期ケア」とは更年期の症状の「不の解消」だけでなく、その先の「ウェルビーイング」までと捉えることが重要であると認識し、この「健幸ウェルビーイング」への気づきとアクションを促すことがマチュア世代にとっての「更年期」を「幸年期」へと変化させることにつながります。

そのために幸年期マチュアライフ協会は志を同じくする、多くの企業・地方自治体・コミュニティと連携を図り、更年期の啓発と、男女マチュア世代の幸年期に向けたアクションをサポートしていきます。

<一般社団法人幸年期マチュアライフ協会について>

幸年期マチュアライフ協会は、2021年10月26日に設立し、男女マチュア世代の、次のステッ

プに向けた“アクション”(健幸ウェルビーイング=幸年期マチュライフ)に向け、また更年期が

「幸年期」と捉らえる社会の実現を目指し活動をしております。

男女マチュア世代の「更年期」における「不」の解消を手伝い、意識変容を促し、行動変容を目

指す人を幸せに導くサポートをするために、同じ課題意識を持ち、私たちと共にサポートをする

地方自治体・企業・団体・様々な分野の専門家とともに取り組みを開始しました。

代表理事 今井麻恵

※「幸年期マチュアライフ協会」:https://www.maturelife.org

※Facebookページ:https://www.facebook.com/happymaturelife

※Instagram:https://www.instagram.com/happy_maturelife_association/

【セミナー・カードゲームワークショップのお問合せ/申し込み】

https://www.maturelife.org/contact_game/

※幸年期ファシリテーター資格、「幸年期検定」についてもこちらよりお問合せください