駅前だけで20店超!”本の街”高円寺がアツい! 書店廃業のニュースが後を絶たない中、本を通した街づくりが行われている東京・高円寺。本屋さんをめぐる街めぐりイベントが大好評!
株式会社ジー・ビー
公開日:2025/7/16
株式会社G.B.(東京都千代田区)は、『改訂新版 東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』のオフ会イベントを開催いたしました。『改訂新版 東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』の詳細URL:www.amazon.co.jp/dp/4910428461/
駅前だけでも20軒以上。実はいま、”本の街”として街づくりがおこなわれている「東京・高円寺」実はいま、「東京・高円寺」で本を通した街づくりが盛んにおこなわれています。
駅の周辺だけでも20軒近くの本屋さんがあり、ここ2~3年で新店も続々と出店しており、
ほとんどがいわゆる”独立系書店”と呼ばれる本屋さんです。
ふつうの新刊書店も、古本屋さんもあれば、絵本の専門店、出版社が運営する本屋、
本棚のひと箱ひと箱を月額で借りて、自分の好きな本やオリジナルの冊子を販売する「シェア型本屋」さん、ベストセラー作家が運営する本屋さんなど
それぞれ個性的な本屋さんばかりです。
コロナ禍以降、都内を中心に全国で数を増している”独立系書店”。
ここ4年ほどで新規開店した独立系書店は330店以上にのぼります。
参照:高円寺 本の街商店会
個性的で”わざわざ行きたくなる”本屋さんをめぐるイベントを開催。「ネット書店では見つけられないような本と出合えた」7月11日(金)には『改訂新版 東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』を発売している出版社GBが
SNS(X)のフォロワー数5000人突破を記念した【GB街めぐりオフ会】を高円寺で開催。
書店やほかのお客さんへの配慮から10名の少人数で実施し、
高円寺の本屋さん6軒をめぐり、最後のお店ではその日購入した本を並べて「なぜその本を選んだか?」を話し合う座談会を行いました。
めぐったお店は「本の長屋」「本店 本屋の実験室」「そぞろ書房」「えほんやるすばんばんするかいしゃ」「蟹ブックス」「コクテイル書房」の6軒。
それぞれがシェア型書店、出版社の運営する書店、絵本専門店、ベストセラー作家のいる書店など個性に溢れ、参加者は1店1店じっくりと店内を見て、気に入った本との出合いを楽しんでいました。
参加者の声
「一人では入りづらいお店にも入ることができて、いい機会になりました」
「最近はネット書店で本を買うことが多かったが、本屋さんでしか出合えない本を見つけられてよかったです」
「高円寺という街のイメージが変わり、また行ってみたいところが増えました」
など、大好評でした。
2025年6月10日に発表された「書店活性化プラン」では、
地域住民の文化的拠点となる「書店」が年々減少している現状に触れ、
読書人口の減少や書店経営に関する課題などに対処する
支援・取組みを行うことが明言されました。
シェア型書店の認知度の高まりや本の仕入れ方法の多様化によって
書店開業のハードルは下がりつつあります。
今後も全国で「本の街」を増やす取り組みが広がってほしいところです。