化石、人類の進化、絶滅動物、科学の発展・・・楽しい自由研究のテーマがいっぱい! 『カラー図鑑 フェミナ・サピエンス全史』は夏休みにぴったりの1冊。

株式会社西村書店

公開日:2025/7/24

世界初! 19か国刊行のユニークなビジュアル大図鑑。

はるか700万年前から現在のわたしたちホモ・サピエンスまで――。人類が歩んできた長い進化の道筋を、「女性」に焦点をあて、驚きの発見もまじえて紹介します。国立科学博物館長、篠田謙一さんによる監修です。

カラー図鑑 フェミナ・サピエンス全史 人類の進化と女性の祖先』(西村書店)

さあ、壮大な「進化の旅」へ出かけよう!

本書は、女性に焦点をあてて見た人類の進化についてのとびきりユニークな図鑑です。

ここに登場する女性の化石人類には、

440万年前に2本の足で歩く一方で木の上でも暮らしていたアルディ、

もっとも有名な祖先であるルーシー、グラン・ドリーナの少女、

みんなに愛されたベンハミーナなどがいます。



化石や古代DNAの研究から、

彼女たちの暮らしぶりや発見時のエピソード、 家族との絆など、

わくわくするストーリーが明らかになってきました。



さまざまな種の人類が生きていた700万年前から、

わたしたちホモ・サピエンス(現生人類)というひとつの種が残っている現在まで。

謎とロマンに満ちた人類進化の道のりをたどっていきましょう!



人類の祖先や当時の生き物、考古学的遺物などが
緻密にカラフルに描き込まれたイラストにワクワク!


地球の誕生から46億年。

そして人類の祖先が出現したのは今から700万年前のことです。

木からおりて直立歩行を選んだ霊長類の仲間として、およそ30の異なる種がいたことがわかっています。

人類の祖先は、どんな暮らしをしていたのでしょうか?

そしてその人々のまわりには、どんな生き物たちが生息していたのでしょう?



女性や子どもの「人類の祖先」にも注目してみよう!


「女性の進化を知らないままでは人類の進化を知ることができないのも事実です。

本書が、『正しい』人類進化の道筋について考えるきっかけになればと思います」(監修者 序文より)



「フェミナ・サピエンス」というユニークな言葉は、

本書が、女性も男性も平等な重みをもつ人類史について考えるきっかけになることを願い、

女性のホモ・サピエンスに注目するためにつくられました。

長い進化の歴史に登場する、さまざまな先史時代の女性たち。

なかには、狩りをする女性や、集団の中で重要な役割をになった女性もいたのです。

*「フェミナ(femina)」にはラテン語で「女性」という意味があります。



道を切り開いてパイオニアとなった女性研究者たち

長い歴史のなかで、多くの科学者たちが、

先史時代や考古学に情熱をそそぎ研究をつづけてきました。

その成果が積み重なって、いま私たちにたくさんのことがわかっているのです。

そのなかには女性の研究者もたくさんいます。



この夏、古代の人類の足跡に触れる催し物も充実!
好奇心を刺激するテーマを深掘りしてみよう。

〈関連展〉
●7/12~ 国立科学博物館 特別展「氷河期展 人類が見た4万年前の世界」
https://hyogakiten.jp/
●7/19~ 名古屋市科学館 特別展「古代DNA -日本人のきた道-」
https://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/special_exhibition/dna.html



〈パブリシティ関連情報〉

6/28 朝日新聞 子どもの本棚 紹介!
6/30 岐阜新聞 Gスタイル 紹介! 
7/5 岩手日報 buzz Publicity 紹介!
7/6 日本海新聞 みみちゃんプレス えほんBOOK 紹介!
7/17 山口新聞 暮らしの広場 紹介!
7/20 宮崎日日新聞 宮日ブックラック 紹介!
7/29 毎日新聞 ブックウオッチング 紹介!(予定)
子供の科学8月号 FUN!Bookコーナー 紹介 ほか続々

〈メディア紹介〉

ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)「女の本屋」で紹介!
https://wan.or.jp/article/show/12018 



作者・監修者・訳者プロフィール

文 マルタ・ユストス

人類学者で、長年にわたりスペイン・ブルゴスの人類進化博物館(MEH)で科学コミュニケーターとして勤務する。世界で最も重要な古生物学遺跡のひとつである、近郊のアタプエルカ遺跡群の発掘にも10 年以上携わる。MEHは同遺跡群から出土した多くの遺物を収蔵している。

絵 ディエゴ・ロドリゲス・ロブレド

1998年生まれ。スペイン・マドリードで考古学を、バスク地方で科学イラストレーションを学び、さまざまな遺跡発掘に携わる。芸術と科学の専門知識を融合させ、先史時代の知識とデータに忠実でありながら、美しいイラストを分かりやすく教育的に描くことに情熱を注ぐ。

監修 篠田 謙一(しのだ けんいち)

1955年生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館人類研究部に勤務。2021年より館長。専門は分子人類学。『人類の起源』(中央公論新社)、『科博と科学』(早川書房)など、編著書多数。長い間、ペルーで発掘をしていたことがあり、アンデスの遺跡調査は懐かしい思い出のひとつ。

訳 網野 真木子(あみの まきこ)

上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業。東京外国語大学大学院修士課程修了。スペイン語文学専攻。スペイン語非常勤講師。訳書に『わたしのくつしたはどこ?』(岩崎書店)、『夜明けをまつどうぶつたち』(NHK 出版)など。アタプエルカの遺跡をいつか訪れたいと願っている。



『カラー図鑑 フェミナ・サピエンス全史 人類の進化と女性の祖先』

■発売日:2025年6月25日  ■ISBN:978-4-86706-057-5 ■定価:2970円(本体2700円+税)

■体裁:A4変型・上製 ■ページ数:41ページ ■発行・発売:西村書店

■販売場所:全国書店、ネット書店ほか

・amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4867060577/

・楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18253266/

・ヨドバシ.com:https://www.yodobashi.com/product/100000009004130123/

・丸善ジュンク堂書店ネットストア:https://www.maruzenjunkudo.co.jp/products/9784867060575?srsltid=AfmBOoqw_7SmVstbyYz8whLX2B7NyBkiycEUtgGmC0H9hI2wD9z2UyQc

■西村書店ホームページ:https://www.nishimurashoten.shop/?pid=186696590



★★ 本書の監修者、篠田謙一氏が館長をつとめる国立科学博物館(東京・上野)にて特別展「氷河期展 人類が見た4万年前の世界」 会期:2025年7月12日(土)〜10月13日(月・祝) ★★