マンスリー企画:生津徹一人芝居「二代目 藪原検校 〜身一つバージョン」

合同会社戯風亭

公開日:2025/7/23

俳優 生津徹が文字通り身一つで挑む「二代目 藪原検校」

照明・音響にできるだけ頼らず、芸能の聖地にて、新たな芸能の可能性を探るパフォーマンスを繰り広げます。

「演者(パフォーマー)として、身一つでお客さまを楽しませる。」

日本の伝統芸能といえば、身一つでございます。とりわけ話芸においては、落語や講談などに代表されるように、正に身一つでお客さまを楽しませるスタイルが主流です。遡れば琵琶法師、瞽女といった先達も身一つでその芸を披露しておりました。

今回、マンスリー企画として俳優生津徹(きづとおる)が上演するのは、演劇畑の俳優が身一つで挑戦する「物語り」です。

落語、ギター、弁士のスタイルを取り入れた生津徹独特の表現方法をお楽しみください。



2025年8月12日(火) / 9月4日(木)

なかの芸能小劇場

会場14:00  開演14:30

一般¥2,500- / 20歳以下65歳以上¥1,000- (予約・当日共に)

チケットの御予約:https://shibai-engine.net/prism/pc/webform.php?d=pmkd9xot

お問合せ:mail@gihuu-tei.com

主催:合同会社 戯風亭 https://gihuu-tei.com/



【生津徹プロフィール】

 山梨県大月市出身。1970年生。
 1994年~1995年にロンドンのMountview Theatre School(現 Mountview Academy of Theatre Arts) の演技基礎科夜間コース、 Desmond Jones School of Mime and PhysicalTheatre の基礎コースにて学ぶ。両校 卒業までに、演技の他声楽・ダンス・マイムを学ぶ。
 帰国後、東京都内にて芝居、演奏、肉体パフォーマンス等の表現活動を積極的に行う。 2001年にはルーテル市ヶ谷センターに於いてクラシックギターのリサイタルデビューを 飾る。翌2002年にもソロリサイタルを行い、2回のリサイタルを通し古典のフェルナン ド・ソル、バロック期のヘンリー・パーセルやドメニコ・スカルラッティ、近代ではスペ インのイサーク・アルベニス、ブラジルのエイトル・ヴィラ=ロボス の曲を演奏した。
 その後、俳優活動に集中する。「それでもボクはやってない」(2007)周防正行監督、 「ドッペルゲンガー」(2003)黒沢清監督への出演を経て、2007年から2024年12月までファザーズコーポ レーションに所属。2025年より個人事務所、戯風亭に所属。
 現在までに映画・ドラマ・舞台と積極的に活動している。2022年に は自身で企画・制作・出演した1人芝居「2代目 藪原検校 ~講談 藪原検校 秦々斎桃葉編 より」の映画版が海外の映画祭で注目され、Polish International Film Festivalにて最優秀長編映画作品賞を受賞、日本ーセルビア映画祭では正式上映作品に選出された。
 2024年12月、第11回日本セルビア映画祭にてマスタークラス開講、また長編映画部門の審査員を務める。