永井玲衣さん、トクマルシューゴさん、滝口悠生さんなど登壇 保育の枠を越えて「子どもとともにある街のこれから」を考える 保育の自由研究セミナー「SCHOLA GARDEN 2025」8月9日(土)開催 イベントプログラムが決定

社会福祉法人 東香会

公開日:2025/7/24

哲学/人類学/音楽/芸術という角度から"こども"について考えるトークセッションや音楽ライブ

社会福祉法人東香会(東京都町田市、理事長:齋藤 紘良)は、2025年8月9日(土)に渋谷東しぜんの国こども園にて保育の自由研究セミナー「SCHOLA GARDEN 2025 (スコラ・ガーデン2025)」を開催。当日のプログラム、タイムスケジュールが発表となりました

このイベントは東京・渋谷の保育施設を会場に、さまざまなテーマの対話やカルチャー体験を通して「子どもとともにある街のこれから」を想像する保育のイベントです。

保育の枠組みを越えた多様な専門領域の方々をゲストに迎え、街の人びとや保護者、保育者が集い混ざり合う、開かれた対話と体験の場となることを目指しています。

2024年3月に第一回目を開催し、今回が第二回目となります。

30ee8fc5caad05c41753327683.jpg会場となる渋谷東しぜんの国こども園

8aead63ec7630e0b1753327775.jpg2024年3月の第1回の様子


今回はゲストに永井玲衣さん(作家)、長井優希乃さん(ラジオパーソナリティ)、滝口悠生さん(小説家)、トクマルシューゴさん(音楽家)、西村直晃さん(音楽家)、柴崎祐二さん(評論家/音楽ディレクター)、江本祐介さん(音楽家)を迎え、各トークセッションにて「こども」や「保育」にまつわるトークを展開します。

▼プログラム一覧

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ー TALK

「保育人類学宣言」齋藤 紘良(社会福祉法人東香会 理事長)

「わたしたちのまち歩き実践発表」渋谷東しぜんの国こども園 保育者

「世代を超えて循環するぼくらの音楽~2010年代のインディーミュージックシーンから~」

柴崎 祐二(評論家/音楽ディレクター)、江本 祐介(音楽家)、藤村 賴正(渋谷東しぜんの国こども園 副園長/ドラマー) 

「子どもとてつがく」永井 玲衣(作家) 、長井 優希乃(ラジオパーソナリティ)

「『たのしい保育園』から読み解く子どもと芸術」

滝口 悠生(小説家)、トクマルシューゴ(音楽家)、西村 直晃(音楽家)、齋藤 美和(しぜんの国保育園 施設長)



ー LIVE

音楽ライブ【10代のクリエーション】supported by GAKU

近藤希輝

はる & the Raspberry Scone

「哲学」「人類学」「音楽」「芸術」などの保育以外のところから子どもや保育を見つめ直し、新たな気づきを見出していきます。他、10代を中心としたアーティストの音楽ライブの開催、地域や関係店舗による出店を予定。誰にとっても身近な存在である保育の世界を、自分ごととして考え、楽しむ1日です。


【イベント概要】

イベント名:スコラ・ガーデン2025

開催日時:2025年8月9日(土) 13:30開演(18:20終演予定)

会場:渋谷東しぜんの国こども園 small alley
   東京都渋谷区東1丁目29−1  渋谷ブリッジA棟 1F

主催:社会福祉法人東香会

登壇者・出演者(敬称略)
<トーク>
永井 玲衣
長井 優希乃
トクマルシューゴ
滝口 悠生
柴崎 祐二
江本 祐介
西村 直晃

齋藤 紘良(社会福祉法人東香会 理事長)
齋藤 美和(しぜんの国保育園 園長)
藤村 賴正(渋谷東しぜんの国こども園 副園長)  

<音楽ライブ>
近藤希輝
はる & the Raspberry Scone 他

参加費:
一般前売:3,500円
学生(中学生-大学生):1,500円
小学生以下:無料

対象:特に制限なし
   (保護者、保育者にかぎらずどなたでもご参加いただけるイベントです)

申込方法:peatixよりお申し込みください
https://schola-garden2025.peatix.com/

最新情報は各SNSにてご覧ください
X Instagram



【トーク登壇者 プロフィール】

永井 玲衣

人びとと考えあい、ききあう場を各地でひらく。問いを深める哲学対話や、政治や社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメントD2021などでも活動。著書に『水中の哲学者たち』(晶文社)『世界の適切な保存』(講談社)『さみしくてごめん』(大和書房)。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。
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長井 優希乃

ラジオパーソナリティ、ヘナ・アーティスト、生命大好きニスト、中学校社会科教員

植物で肌を染める身体装飾「ヘナ・アート」との出会いをきっかけに、世界各地の路上でヘナを描きながら、放浪。これまで訪れた国は32カ国。大学院ではインドでヘナの文化人類学的研究をおこなう。その後アフリカのマラウイ共和国にて芸術教育アドバイザーを務める。帰国後は中学校社会科教員、ラジオパーソナリティなど分野を越えて多角的な視点から世界とつながる「きっかけ」をつくる活動を行っている。現在、J-WAVE PEOPLE'S ROASTERYのナビゲーター。

著書:「バイブス人類学」(WEBコラム)、書籍『令和GALSの社会学』、寄稿『インド文化読本』など
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トクマルシューゴ

ギターと玩具を主軸に無数の楽器を演奏する音楽家。米NYのインディ・レーベルより1stアルバムをリリース。無名の日本人、日本語歌詞であったにもかかわらず、各国のメディアで絶賛を浴び世界中から注文が殺到。国内外のツアーやフェスにも数多く出演。CM、ドラマ、映画、舞台、アニメーション、様々な分野でも楽曲制作している。現在はEテレやアニメ『ちいかわ』の音楽も担当している。また保育研究にも携わっている。2024年には新アルバム『Song Symbiosis』を発売!
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滝口 悠生

小説家。1982年東京都生まれ。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。『愛と人生』(講談社)で野間文芸新人賞、『死んでいない者』(文藝春秋)で芥川賞、『水平線』(新潮社)で織田作之助賞と芸術選奨、「反対方向行き」で川端康成文学賞を受賞。他の著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』『長い一日』『ラーメンカレー』『さびしさについて』(植本一子との共著)など。近刊に育児と保育を題材にした『たのしい保育園』(河出書房新社)がある。
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柴崎 祐二

1983年、埼玉県生まれ。評論家/音楽ディレクター。2006年よりレコード業界にてプロモーションや制作に携わり、多くのアーティストのA&Rを務める。単著に『ポップミュージックはリバイバルをくりかえす 「再文脈化」の音楽受容史』(イースト・プレス 2023年)、『ミュージック・ゴーズ・オン~最新音楽生活考』(ミュージック・マガジン、2021年)、編著書に『シティポップとは何か』(河出書房新社、2022年)等がある。
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江本 祐介

埼玉県出身。2025.2.22 1st album「ありがとう」リリース。ENJOY MUSIC CLUBのメンバーとしても活動中。
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西村 直晃

1990年 東京都生まれ。音楽家。のこぎり演奏家。
〝電線の上の鳥〟〝駅のタイル〟〝クリニックの休診日看板〟など、街歩きを通して日常風景中の物の形状や法則性から〝偶然の音〟を見出す観測・発表を続けている。Eテレ『あそビーバー』内〈せかいをプレイ〉、『みいつけた!』内〈おんがくも〉にて音楽監修や企画立案にて関わる。テレビ朝日『タモリ楽部』〈街には楽譜があふれてる!偶然日常音楽祭〉、NHK『ドキュメント 20min.』〈日常にドレミを〉出演。全国で、その地域と音楽自体をも再発見するような〝街歩き+音楽〟のWS講師業も行なう。のこぎり三重奏〝のこぎりバンド〟でも活動中。
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第一回目の開催レポートはこちら
https://sizen-no-kuni.net/media/6871/

お問い合わせ

社会福祉法人東香会 スコラ・ガーデン事務局
mail:schola-garden@toukoukai.org
web site:https://toukoukai.org