東京大学と共同で災害対策訓練プログラムを開発〜先進的防災テクノロジーと教育の融合〜

株式会社SAKIGAKE JAPAN

更新日:2025/8/8

「動ける防災人材」を育てる新たな挑戦

防災の専門会社 株式会社SAKIGAKE JAPAN(本社:東京都中央区、代表:近藤宗俊)は、東京大学生産技術研究所・災害対策トレーニングセンター(DMTC)における「RC-95特別研究会」への参画を通じ、沼田研究室と協働した災害対策トレーニングプログラムの研究開発を開始しました。 本取り組みは、「教育」と「実装」の間をつなぐ実践的な防災訓練モデルの確立を目的としており、民間の防災技術・製品を教育現場に適応させる新たな試みとして注目されています。

【1】“知識”から“行動”へ──防災教育の新たなかたちを共創

RC-95特別研究会は、災害対策教育における「型」と「理論」の明確化を目指し、東京大学DMTCの主導により官民・学が連携する実践型の研究プラットフォームです。SAKIGAKE JAPANは、以下の視点で研究開発に参画しています。

装備と訓練の融合による教育プログラム設計支援
 冷蔵・輸送が可能な「Cold Storage Box Portable」や、仮設ヘリポート「Heli‑Portable」などの支援装備を、EOC運営訓練やTSR救護訓練などに組み込み、実戦的な訓練設計を共に推進。


訓練成果の地域・BCP現場へのモデル展開
 RC-95が育成する人材と連携し、今後は自治体や企業BCP領域へのモデル展開・地域実装の試行を予定しています。


【2】グローバル連携と災害教育の発信基盤へ

SAKIGAKE JAPANは、国際防災イベント「世界防災フォーラム」への出展などを通じて、国内外の防災人材育成やテクノロジー導入に取り組んでおり、本研究会で得られた成果についても、海外展開を視野に発信を強化してまいります。

今後は、災害に備える社会インフラとしての「教育の再設計」にも注力し、行政・企業・地域が一体となって取り組む新たな災害対応力の向上に寄与してまいります。

株式会社SAKIGAKE JAPANについて

株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。