淡路夢舞台 アガベ・アングスティフォリア‘マルギナータ’の開花!

株式会社夢舞台

公開日:2025/7/29

開花するまで数十年を要する「世紀の植物」と「安藤建築」のコラボレーション

 淡路夢舞台(兵庫県淡路市2番地)にある展望テラス・山回廊 に植栽しておりますアガベ(リュウゼツラン)の一種で、アガベ・アングスティフォリア‘マルギナータ’[園芸名:白閃光(ハクセンコウ)]の花茎が伸長し、この度開花(7月28日確認、樹高 約3.75m)いたしました。

 アガベ・アングスティフォリア‘マルギナータ’はメキシコ原産のキジカクシ科アガベ属の多肉植物で、開花まで数十年を要するとされています。英語名の一つに、“Caribbean century plant” とあるように、開花自体非常に珍しい植物と言えます。

 当アガベは、2000年の「淡路花博ジャパンフローラ2000」開催時に、淡路夢舞台温室(現「あわじグリーン館」)にて展示されたもので、2014年に現在の地に移植されました。その際、同時に移植されたアオノリュウゼツランは、2021年7月に2株開花。2年前の2023年7~8月には、同じ種類のアガベ・アングスティフォリア‘マルギナータ’2株が開花しました。2023年開花時では、下部の花茎から順に開花し、約1週間で満開。天候にもよりますが、開花から2週間程度、開花の状態をお楽しみいただくことが出来ます。

開花するまで数十年から50年を要する植物であり、植物の神秘や生命力をご体感いただくことの出来る良い機会でもありますので、夏休みのお子さん方にも是非ご覧いただきたいと思います。また、大人の方にも、世界が注目する建築家・安藤忠雄氏のデザインによるエキゾチックな建築物と、「世紀の植物」の開花によるコラボレーションをお楽しみいただければと思います。

<開花植物の概要>

名  称  アガベ・アングスティフォリア‘マルギナータ’

      (Narrow leaf Agave, Csribbean century plant)

園 芸 名    白閃光(ハクセンコウ) 

科名属名  キジカクシ科アガベ属

樹  齢  不明  ※現在地には2014年に移植

場  所  淡路夢舞台 展望テラス・山回廊(淡路市夢舞台2番地)



淡路夢舞台公式HP        https://www.yumebutai.co.jp

淡路夢舞台公式インスタグラム   https://www.instagram.com/awaji_yumebutai