テキスト作成専用機「ポメラ」とクラウドとの連携方法3種類を徹底解説!「ポメラクラウド連携術」を刊行します

株式会社ビークル

公開日:2025/8/4

作家やライターから根強く支持されるテキスト作成専用機「ポメラ」。このポメラとクラウド上のファイルを同期・連携する方法3種類を詳細に解説しました。執筆時は単独で利用するのが基本のポメラですが、成果物として利用する際は必ずクラウド連携が必要になります。そのときのための書籍です。

ポメラとクラウドを連携させる3つの方法は、具体的には以下です。 1.専用アプリ「pomeraLink」を使った方法。とくにDM250から可能になったiPhone(スマホ)からポメラに文章を送る方法、さらにユーザーにはおなじみのテキストをQRコード化してアプリで読む方法 2.iPhone(スマホ)とBluetooth接続する方法。iPhone上のDropboxなどのアプリを開きファイルを直接編集する。NotionやマイクロソフトToDoなどの利用方法も 3.SDカードと同期ソフト  パソコンを使い、SDカードと同期ソフトを併用してクラウド(Dropbox)との連携を実現

 表題の書籍を刊行予定です。8/8発売予定です。

ee4d81d8e1880f981754281654.jpg


 ポメラは、文書作成に特化したガジェットである。これはよくいわれることです。ともあれ、最終的には、それはパソコンなどを経てクラウドにあがったり、共有されたりするはずです。
 ポメラについては、以前「ポメラ×クラウド活用術」(Kindle版)を書きました。今回はそのアップデート版です。
 具体的には、ポメラDM250を主として扱い、クラウド上のストレージとの連携を3つの方法について考えて書いています。
 それを簡単に解説したのが以下の図です。

faa75de354bbcb861754281642.jpg

DM250のアプリ接続を解説


 とくに1章ではDM250の新機能であるアプリ接続について解説しています。DM250では、iPhone内の文章をポメラに送信して編集することができるようになりました。これが、ソレまでのポメラとの最大の違いだと思います。
 本書では、この機能や、この機能を応用して、iPhone内の他のアプリから文書をコピーして、ポメラに送信・編集したり、そのワークフローなどについても書いています。

Bluetooth接続、同期ソフトの利用についても解説

 また、Bluetooth接続を利用して、クラウド上の情報を編集する方法や、SDカードと同期ソフトを利用した方法についても解説しています。
 前者は前作と基本的には同じ方向性です。そしてこの11年間の間にスマートフォンのアプリもいろいろ進化しました。具体的には、Wordアプリをインストールしておけば、クラウド上のWordファイルを、文字部分だけではありますが、ポメラ(のBluetooth接続した場合の外部キーボードとしての機能)を使って、直接編集できるようになりました。
 後者は、DropboxとSDカード、それにフォルダ同期ソフトを使った方法です。個人的にSDカードをポメラで利用することはありませんでした。そして実際にやってみて、いろいろなメリットがあることが解りました。とくに、DropboxとSDカード、それにPCのHDDが同期されていると、バックアップもとれます。またPC、ポメラの双方の環境で執筆/編集ができるのが便利だと感じました。さらに、Dropbox上にファイルがあるので、iPhoneでも参照できます。

ポメラとクラウドを連携させる方法を網羅

 このように本書は、ポメラとクラウドストレージ上のファイルを同期させる方法を大きく3通りに分けて紹介しています。
 ※ポメラにはUSBケーブルでPCと接続してデータを共有する方法もありますが、本書には登場しません。
 DM250を想定していますが、アプリ接続以外の部分は、DM100、DM200、DM30の方にも参考になると思います。
 巻末には付録として、ポメラ関連のネット上の情報を紹介。
 基本的な情報から、知る人ぞ知るウラワザのLinux化、さらにポメラ小説なども紹介しています。
 8月8日(金)刊行予定です。どうぞよろしくお願いいたします。