高井製作所、韓国・農協向け大型豆腐製造ラインを初受注

海外48の国・地域に展開、グローバル展開をさらに加速

豆腐・油揚げ食品製造機械メーカーの株式会社高井製作所（本社：石川県野々市市）は、韓国の農協向けに初となる大型豆腐製造ラインの契約を正式に締結した。先日、農協側との最終出荷検査を無事完了しており、設備は2026年春頃に現地で稼働を開始する予定だ。高井製作所は、これまでに米国やアジアを中心に48の国・地域への出荷実績を持ち、売上高の約3〜4割を海外市場が占めるなど、グローバル展開を積極的に推進している。今回の韓国向け大型ライン受注は、同社の海外ビジネス拡大における重要なマイルストーンとなる。同社では、これまで培ってきた食品機械製造技術と品質管理のノウハウを生かし、今後も海外市場での需要拡大に対応していく方針。特に東アジア地域においては、現地企業との協力関係を強化しながら、高品質な日本製設備の普及を進める考えだ。

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