ゼロエネルギー住宅のノウハウを万博で公開! 八尾トーヨー住器が八尾市と共創し、未来の住まい方を提言
八尾トーヨー住器株式会社
公開日:2025/10/3
「TEAM EXPO 2025」で教育プログラムを実演、参加者と「健康・環境」のバトンを繋ぐ
建築資材の販売とゼロエネルギー住宅「21℃の家」を展開する八尾トーヨー住器株式会社(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長:金子 真也)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、地方自治体で唯一共創パートナーとして出展する八尾市とタッグを組み、TEAM EXPO 2025プログラム共創チャレンジ「健康と環境に良い住まい方をしよう!」と題したプレゼンテーションを実施。万博のテーマであるSDGsを基盤に、同社が長年推進する地域貢献活動「こころプロジェクト」の理念に基づき、「健康」と「環境」に配慮したサステナブルな暮らし方を「住まいの専門家」として参加者とともに提唱しました。
■ 地方自治体唯一の共創パートナー・八尾市と実現した「未来への教育」八尾トーヨー住器が本社を置く八尾市は、万博への参加を通じて、市民・企業との共創チャレンジを推進しています。本プレゼンテーションは八尾市が提供する共創チャレンジの一つとして実現しました。この活動は、同社が推進する地域貢献活動「こころプロジェクト」の一環です。
【こころプロジェクトとは】
より良い社会の実現を目指した活動を通じて、社員一人ひとりの感性と心の豊かさを育む取り組みです。本プロジェクトの目的は、こうした活動で培った人間力と多様な視点を、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーとのコミュニケーションに活かし、質の高いサービスと信頼構築に役立てること。社会貢献が社員の成長を促し、その成長がお客様への価値提供につながる、八尾トーヨー住器独自の「善の循環」を生み出す活動です。国内では、廃材を活用したアート作品の支援や、地域の小中学校への出前授業、海外ではカンボジアの学校支援やフェアトレード商品の販売支援など、幅広い活動を通じてSDGs達成に貢献しています。
今回のプレゼンテーションでは、この「こころプロジェクト」の柱の一つである出前授業「家庭科プログラム/健康と環境に良い住まい方」を万博の舞台で展開。本業で培った「省エネ」と「快適」に関するノウハウを、未来を担う子どもたち、そして万博の来場者に伝える社会貢献活動となりました。
■ プレゼンテーションのハイライト:模型で体感する命を守る知恵2025年9月7日(日)に大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」で実施されたプレゼンテーションでは、「こころプロジェクト」の紹介に続き、出前授業の核心を実演しました。
1. 座学:命に関わる家の温度管理小学5・6年生、中学校の家庭科を対象に行う授業では、熱中症やヒートショックを具体例に、家の温度が健康や命に直結することを解説。地球温暖化を防ぐ電気を使い過ぎない住まい方の重要性を理解してもらいます。
2. 体感実験:自然の力を活かす省エネ術八尾トーヨー住器の社員が手作りした2種類の家の模型(夏・冬)を会場に持ち込み、参加者が実験を体感。
〇夏の家:窓の開け方の工夫で風通しを良くする自然換気。
〇冬の家:暖気を逃がさない遮熱・断熱の効果。 参加者は「21℃の家」で培われた知恵に基づき、少しの工夫で環境に優しく、快適かつ健康的な暮らしが実現可能であることを学びました。
会場でのプレゼンテーションに対し、愛知県安城市から来場した教育関係者からは、「企業が本業から得たノウハウを、教育現場で子どもたちに伝えることは大変すばらしい取り組みだ」と、活動の質の高さが評価されました。
今回のプレゼンテーションを担当した八尾トーヨー住器株式会社 経営企画室SDGs推進リーダーの今中 泰俊(いまなか やすとし)は、次のように語っています。
「大阪・関西万博という大舞台で八尾市や自社の取り組みを発表できたことに誇りを感じます。これからも本業で得た経験を活かして、SDGsのバトンを次の世代に繋いでいくことが使命だと改めて感じました。万博では八尾市を代表し6団体が取り組みを発表しましたが、今回のプレゼンテーションをスタートにして連携を深め、八尾市だけでなく大阪、関西、日本、世界が暮らしやすい場所になるよう、盛り上げていきたいと考えています。」
八尾トーヨー住器株式会社は、これからも住宅のプロフェッショナルとして、「こころプロジェクト」を通じた人々の健康と地球環境に貢献する取り組みを積極的に推進してまいります。