「推しは浮世絵師・歌川国芳。」──個人が作った“没入型アート体験アプリ『国芳沼』”が話題に
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公開日:2025/10/6
江戸の奇才・歌川国芳の世界を、手のひらで。 ファンによる自主制作アプリ『国芳沼(くによしぬま)』が公開されました。 代表作から隠れた名作までをテーマ別に鑑賞・比較・お気に入り登録できる“デジタル美術館”です。 猫、妖怪、江戸の人々──ユーモアと自由さに満ちた国芳の魅力を、現代のデジタル空間で再発見できます。
■ファンが作った「国芳専用」アプリ『国芳沼』は、長年の国芳ファンである女性エンジニアが、個人プロジェクトとして制作したアートアプリです。
ノーコードツール「Glide」を用いて、作品データベースの構築からUIデザインまでをすべて一人で開発。
「アートをもっと身近に、自由に楽しめる場所を」という想いから誕生しました。
アプリ内では、作品を「猫」「妖怪」「四季」「江戸の日常」などのテーマ別に閲覧できます。
お気に入り登録や作品比較機能も搭載し、見るだけでなく“自分でコレクションを作る感覚”が味わえます。
没入感を重視したシンプルなUI設計で、スマートフォンでも作品を大きく美しく楽しめます。
英語モードにも対応しており、日本美術に興味を持つ海外ユーザーからの利用も増えています。
作品の由来やエピソードを学べる解説を追加するなど、今後はアート教育・国際発信にも力を入れていく予定です。
「国芳を世界へ」という開発者の想いが、静かに広がり始めています。
『国芳沼』は、学術的な資料でも商業プロジェクトでもなく、
「一人のファンが、推しを誰よりも美しく紹介したい」という想いから生まれたアプリです。
アートとテクノロジーが交わる時代において、“好き”が文化を動かす原動力になっています。
今後は他の浮世絵師シリーズへの拡張も視野に入れています。
アプリの利用は無料。アートファンなら誰でも“国芳沼”にハマること間違いなしです。
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名称:国芳沼(Kuniyoshi Numa)
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開発・運営:W5W10
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利用方法:ブラウザまたはスマートフォンからアクセス
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URL:https://undisturbed-letter-0296.glide.page
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言語対応:日本語/英語
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利用料金:無料
【会社概要】
社名:W5W10(ダブルファイブ・ダブルテン)
概要:女性エンジニアによる個人制作ユニット。文化・アートの分野で、デジタル技術を活用した企画・開発・デザインを展開。
代表者:非公開(個人事業として活動)
URL:https://www.week3-61fullpower.com/