森と暮らしをつなぐ家具“もくわく®︎”がウッドデザイン賞を受賞

sumao

更新日:2025/10/10

「地域の木を暮らしへ届ける仕組みと活動」が評価

sumaoと10の地域で活動する森の仲間が展開するブランド「もくわく®︎」は、この度、「ウッドデザイン賞 2025」の「ソーシャルデザイン部門」での受賞をいたしました。



林業は暮らしから遠いもの、という価値観を変えたい!

“もくわく”を「暮らしの中に森を感じる」小さな入り口に!

というコンセプトで日本各地の林業者・製造所・木工所が連携している活動が評価されました。



カラーボックスに代わる!どんな暮らしにもフィットする木製家具“もくわく”を開発

・一人暮らし、ファミリー、マンション、戸建て、あらゆる暮らし方にも対応できるユニット、及び、組み替え可能なシステムを開発(実用新案取得・耐荷重試験実施)



“もくわく”に地域材の名前をつけ、その物語とともに販売

・もくわくWEBやSNSでは、各地域の特徴や作り手、活動を紹介

・もくわくを選ぶことが、その地域の森のことを学ぶ機会になる

・地域材の名称が全国区で広まり、その農山村地域の活性化につながる





森の人と消費者の関係をつくるイベントや受け取り方法

・地域毎のイベントや、もくわく全体でのイベントを実施、街の人に森のことや“もくわく”を知ってもらう

・「製造所受け取り」という選択肢で、“もくわく”を産地に取りに行くことが可能





<今後の展開について>

1.

販売の拡大: より多くの方に「もくわく®︎」を通じて”木のある暮らし”を体験していただけるよう、販売チャネルの強化と商品ラインナップの拡充を進めます。


2. 森とつながる暮らしの推進: 「もくわく®︎」の産地の物語を伝えることによって、「森とつながる暮らし」を社会全体に広げていきます。
3.

教育機関等への導入促進: 木のぬくもりや森を感じながら学べる環境づくりに貢献するため、学校や保育施設など、教育機関への導入を積極的に推進します。


4.

木の地産地消モデルの展開: 「もくわく®︎」で確立した地域の木を暮らしへ届ける仕組みを、他地域にも展開し、持続可能な社会の実現に貢献します。




<「もくわく®︎」の仲間たち>

(同)ツバキラボ【岐⾩:⽊⼯】, ⽩⿃林⼯協業組合【岐⾩:林業・製材】, 吉野中央⽊材(株)【奈良:林業・製材】, (有)グリーンフォレスト【奈良:⽊⼯】, ShareWoods.【兵庫:⽊材コーディネート・製造監修】, (株)⼋⼥流【福岡:製材】,関内家具⼯房【福岡県:⽊⼯】, ホリモク(株)【京都:製材・⽊⼯】, 森侖舎【神奈川:⽊⼯】, (有)杉本林業【神奈川:林業】, (有)サトウ草⽊【神奈川:林業】,尾崎製材所【神奈川:製材】, (同)⻄川Rafters【埼⽟:林業】, ⻄川バウム(同)【埼⽟:⽊材コーディネート】, (株)フォレスト⻄川【埼⽟:製材・⽊⼯】 ,(有)⽥中製材所【⼤阪:⽊材コーディネート・製材・製造監修】, 鈴貴⽊⼯【静岡:⽊⼯】, 丸⼭⻄⽊材産業(株)【静岡:製材】, (株)流域デザイン【滋賀:林業】, 松井建設(株)【滋賀:⽊⼯】





【ウッドデザイン賞について】

「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象として、特にデザイン性に優れた製品や取り組みを顕彰する制度です。木で暮らしを豊かにする「ライフスタイルデザイン」、人や社会を豊かにする「ソーシャルデザイン」、森林や木材産業を豊かにする「テクニカルデザイン」の3部門があります。https://www.wooddesign.jp/