【忍び寄る影 ―うのと駿之介捕物余話―】(水田まり:著)Amazon Kindleで販売中!

合同会社おいかぜ書房

公開日:2025/10/28

合同会社おいかぜ書房(本店:東京都世田谷区 代表社員:西野聡)では、電子書籍版『忍び寄る影  ―うのと駿之介捕物余話―』(水田まり:著)を、Amazon Kindleにて販売しています。





この本について

女にとっての「まっとうな生き方」が、あらかじめ決められていた時代。
嫁ぎ、子を産み、家を守ることが当然とされたそのなかで、誰にも言えない思いを抱えた女たちがいた。

江戸・日本橋の町で起きる、ささやかな事件。
祝言を抜け出した娘、母としての役割に縛られる妻、家族を残して町を出た女――。その背後には、誰にも拾われない心の揺れがある。

町の大店に生まれたうのもまた、その揺れに触れ、自分自身の生き方を問われていく。
女岡っ引きとして立ち回り、誰かの感情に引き寄せられ、ときに恋にとまどいながら、彼女は少しずつ、自分の輪郭を見つけてゆく。

全九話の連作捕物帖。
事件の先にある問いに、まっすぐに寄り添う物語。



〔著者略歴〕
水田まり(みずた・まり)
1946年 三重県伊勢市生まれ
 金城学院大学短期大学部卒業
 神戸新聞小説部門四回入選
2004年 文學界同人誌奨励賞
     小説集「記憶の綵」収録『狐』にて受賞
2005年 第三回アングラ文学賞
     「勢陽12号」収録『ぼくはトーマス』にて受賞
2013年 『記憶の綵』にて第16回日本自費出版文化賞受賞
2022年 第35回中部ペンクラブ文学賞受賞
     「欅のある家」収録『ピンクのワンピース』にて受賞
2023年 小説集『彼岸花の咲く村』出版
2024年 時代小説『うのと駿之介捕物余話』出版
2025年 電子書籍版『ぼくはトーマス』出版(おいかぜ書房)



書籍仕様

書 名:忍び寄る影  ―うのと駿之介捕物余話―

著 者:水田 まり

発売日:2025年10月13日

取扱い:Amazon Kindle

定 価:1250円(税込)

頁 数:約235頁

サイズ:8.9MB

形 式:リフロー型

発行者:合同会社おいかぜ書房