まるっとマネしてフリージング! 食べる時はレンチンだけ! 人気の「離乳食&幼児食レシピ本」で、赤ちゃんも笑顔に!

ビジネス

公開日:2022/6/24

うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食
『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』(うたまるごはん/学研プラス)

 初めての離乳食は、赤ちゃんがちゃんと食べてくれるか心配ですよね。しかも、忙しくて作るのが難しそうなイメージを持つ人も少なくないと思います。

 そこで参考にしたいのが、SNSで支持され、発売後すぐに増刷された、うたまるごはんさんの人気レシピ本『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』(学研プラス)です。

 本書には、5~6ヶ月の離乳初期から1歳半~の幼児食まで、著者が実践する200通り以上のフリージング離乳食&幼児食が紹介されています。

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 1ヶ月分の献立例が載っていて、そのうち1週間分ごとに作りおきをして、毎日食べさせる時はレンチンするだけ。忙しいけどちゃんとごはんを作りたい、手作りの食事を食べさせたい、というママやパパにぴったり!

「食べムラのある子どもがパクパク食べてくれた」「こんな自分でも上手に作れる」「作りおきで心の余裕ができる」など、多くのママやパパから高い評価が寄せられています。

 魅力いっぱいの本書、不安がいっぱいの離乳期を安心して乗り切れるのが大きなポイントだと思います。

 たとえば、5ヶ月目のフリージング献立例では、1日目の「10倍がゆ(小さじ1)」から始まり、28日目の「10倍がゆ、かぼちゃペースト、バナナペースト、豆腐ペースト」に至るまで、1ヶ月の献立が一目でわかります。

 1ヶ月ごとのメニューが決まっているということは、この1ヶ月が終われば、次の「6ヶ月目のフリージング献立例」に移って、同じように献立をまるっとマネして作ればいいということ。

 管理栄養士の監修付きだから、栄養バランスもばっちり。不安の多い時期に、本の通りに作るだけで、栄養バランスが良く美味しい離乳食が完成するのはありがたいなと感じます。

 離乳食が初めての人はもちろん、料理が得意じゃない人や、疲れてレシピを考えられないような人にも役立つ、「わかりやすさ」もポイントです。

 フリージングレシピでは、必要な食材が一覧になっているので、そのまま用意すればOK。無駄な買い物をする心配はなし。また、作りおきの写真通りに作っていけば、不足もありません。

 単純に混ぜる、焼く、といった基礎的なプロセスもすべて写真で紹介されているから、本当に親切。育児疲れや寝不足でボーッとした頭をフル回転させる必要はまったくなさそうです。

 美味しいだけでなく、見た目も楽しいのが、何よりの魅力! こちら、9ヶ月目のメニューですが、大人も食べたいくらい美味しそうだと思いませんか?

 作り方は簡単。左上の「豆腐でふわふわパンケーキ」なんて、豆腐や牛乳、ホットケーキミックスなどの材料を順番に混ぜて焼くだけ。ゆで具合や焼き具合、塩分の加減なども工夫されていて、赤ちゃんがパクパクと美味しく食べてくれるのも納得です。

 体の発育はもちろん、将来大切になる味覚まで育ててくれそうな気がします。

 離乳完了期の食事も、「揚げないかぼちゃコロッケ」や「包まないシュウマイ」など、簡単にできるように工夫されたレシピがたくさん。こんなにかわいい離乳食ができあがったら、作る側のモチベーションも上がりそう。パパと一緒に作るのもいいですね。

優しさとリアルがあふれるレシピ本

 本書には、赤ちゃんの時期に気をつけたいアレルギーや食べさせ方のコツ、フリージングを解凍する時の基礎などのポイントも紹介され、この一冊があれば、赤ちゃんの食事まわりの心配は一通り払拭することができそうです。

 また、「食べムラは自然とおさまるのであまり心配しないで」「何もできない時はレトルト食品に頼ってひと休みしながら」などの優しい言葉は、仕事や育児で疲れている時の癒しになりそう。

 ママやパパがわかりにくいと感じるようなことや、赤ちゃんに対して不安になりやすいことに向き合いながら、仕事や育児で疲れていても簡単に作れるように工夫された、リアルで優しさにあふれたレシピ本なのです。

 赤ちゃんの食事にまつわる悩み解決にも役立つので、料理が得意ではない人はもちろん、周りに相談できる人がいない人や、ひとりで悩みがちな人にもおすすめです。

文=吉田あき

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