行方不明の夫が残した、大量の札束入りボストンバッグの謎! 武闘派ヒロイン&今どき警察官の刑事バディが事件に挑む『下足痕踏んじゃいました』最新2巻

マンガ

公開日:2022/12/9

下足痕踏んじゃいました
下足痕踏んじゃいました』2巻(麻生みこと/白泉社)

 武闘派・工藤花&今どき男子・加藤宙の刑事バディが贈る、疾走ヒューマン警察コメディ『下足痕踏んじゃいました』(麻生みこと/白泉社)。そのコミックス最新2巻が2022年12月5日に発売され、SNS上ではさまざまな反響が相次いでいるようだ。

 物語の舞台となるのは、川崎東署刑事第一課強行犯係。交番勤務から強行犯係に配属された警察官・加藤宙(かとうそら)は、同じ班で教育係の工藤花(くどうはな)とバディを組むことに。一見華奢で小柄に見える花だが、実は柔道やシステマ(ロシアの軍隊格闘術)の経験を持つ強き刑事。男社会を逞しく生きるクールな武闘派だったのだ。

 そして宙もまた、花とは違う意味でどこか刑事らしからぬ男。事件現場で事件関係者に同情するなど、とにかくお人好し&平和主義者で花から叱れることもしょっちゅう…。それでも強行班係の一員として健やかに成長中の彼は、今日も花とともに管轄内で起こるさまざまな事件に立ち向かっていく――。

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 同作の著者・麻生みこと氏といえば、新米弁護士・楽子の奮闘を描いた『そこをなんとか』などでお馴染みの人気マンガ家。昨年は画業30周年を迎え、その際に行われた彼女の作品キャラクターアンケートでは、まだ連載して間もないタイミングにもかかわらず、『下足痕踏んじゃいました』のヒロイン・花が『そこをなんとか』の楽子と票を争うほどの人気ぶりを見せつけていた。そんな彼女と元気な現代っ子・宙が、作中でどのような掛け合いを見せてくれるのかも見どころの一つとなっている。

 今回発売された最新2巻では、川崎東署へやって来た女性のヒモ旦那が行方不明に。ただの家出人かと思いきや、とんでもない量の札束が入った彼のボストンバッグが見つかり事態は一変。さらには指定暴力団・白泉一家まで絡み出し、事件は思わぬ方向へと動き出す。

 SNS上では早くも続きが気になる人が続出しているようで、読者から「うわ、ラストめちゃくちゃ気になる~」「ここからどーなんの!?」「早く続きが見たい!」などのコメントが。

 ちなみに麻生のブログによると、2巻の見どころは「怖い顔のおっさん密度がジャンプアップするところ」とのこと。気になる方は、ぜひ物語の全容を確かめてみてほしい。


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