罪を犯したヒロインだけが放つ、危険な美しさ――。大正時代の人気絵師が心の謎を解き明かす、艶やかなミステリー『散り行く花』

文芸・カルチャー

2017/8/23

『散り行く花』(伽古屋圭市/講談社)  芸術はときにモラルや法律と対立する。ミステリー界の俊英・伽古屋圭市が放つ最新作『散り行く花』(伽古屋圭市/講談社)は、殺人を犯した4人のヒロインの危うい美しさを正面から扱い、読者の良識をぐらぐらと揺さぶる時代ミステリー作品だ。  舞台となっているのは大正時代だ。さまざまな文化が... 続きを読む